紙の種類 中性紙とは
中性紙とは?
日本工業規格では中性領域で製造された紙となっており、あまりはっきりとした定義がありません。
酸性紙の多くは、ロジンサイズを定着させる目的で硫酸アルミニウムを使用するため、紙の抽出pHが酸性になります。これに対し抽出液が中性や弱アルカリ性になる紙は広い意味で「中性紙」と呼ばれます。
※ 出典:日本工業規格JISP0001 6110
一般的な中性紙
現在流通している書籍等に用いられる紙は中性紙が多くなりました。
印刷や筆記に使用する中性紙は中性領域で水の浸透を防ぐ中性サイズ剤を使用します。
中性紙も多種多様であり、古紙を含むもの、染色したもの、塗料を塗布したものなどがあります。