TT TRADING CO.,LTD.

Q&A特殊機能紙

特殊機能紙

Q.耐水性とは?

Answer

A.

水分をある程度吸収しても強度の劣化が少ないことを「耐水性がある」といいます。(フィルムのような撥水性はありません)。紙は濡れると強度が落ちます。乾燥した状態を10の強度とすると、濡れた上質紙はほぼ0になります。
当社の扱う耐水紙は、濡らしても3の強度が維持されます。ビンのラベルなどに使用する時はこの強度が活きてラベルの損傷が少なくてすみます。

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Q.どのように耐水性や折り曲げ強度を出しているのですか?

Answer

A.

樹脂を紙にしみこませて、さまざまな強度を出しています。
一般的に、樹脂が多ければ、強度が向上します。印刷効果・適性を向上させるためには、表面に印刷コート層を設けます。熱に強い樹脂を選択すれば、耐熱性が向上します。樹脂の種類や量、表面加工の有無により、それぞれの用途に適した強度を実現しています。

  樹脂量 表面加工
NEW Sベラン-NL 多い
NEW特レーブル 少ない 有(印刷コート層)

 

※ 樹脂をしみこませるのではなく、印刷コート層の下に耐水層を設け、水を吸収しにくいよう工夫しています。

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Q.耐水紙に印刷する場合の注意点は?

Answer

A.

下記の製品は、一般インキが利用できます。全般的に上質紙・コート紙と比較すると、セット乾燥は若干遅くなります。

NEW Sベラン-NL・NEW特レーブル

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Q.耐水紙を接着する場合の注意点は?

Answer

A.

接着剤の種類は被着体・作業環境・作業条件などにより大きく変わりますので、詳細は最寄りの接着剤商社、メーカーにご相談ください。
下記は一般的な原則です。

表面 裏面
NEWSベラン-NL 酢ビ 酢ビ
NEW特レーブル 酢ビ 酢ビ
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Q.NF耐油紙はなぜ非フッ素なのですか?

Answer

A.

フッ素系の耐油剤は、透気・透湿性を持つので、耐油紙を作るには不可欠と考えられていました。しかし、特に食品包材のように、加熱されるような場合には、安全性に疑問があることや、環境的側面からもその代替が求められてきました。NF耐油紙はフッ素系の耐油剤を使っておりません。
「NF」はNon-fluorine(非フッ素)の略です。

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Q.NF耐油紙の耐油機能について教えてください。

Answer

A.

NF耐油紙は「油をある程度吸収しても、通過はさせない」という機能があります。また、蒸気などがこもらないよう透気・透湿性があります。
その仕組みは次のようになります。

 

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Q.インモールドラベルとは?

Answer

A.

インモールドとは、金型の中にラベルを入れて樹脂を注入し、成型する方法です。ラベルをインモールドラベル(IML)といいます。
インジェクション成型とブロー成型があります。

■インジェクション成型

対応製品  NEW特レーブル

主な用途  ヨーグルトやプリンなど、カップタイプの容器

 

■ブロー成型

主な用途  洗剤などボトルタイプの容器

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Q.インモールドラベルのメリットは?

Answer

A.

ラベルとボトルとの一体感が得られます。
ダイレクト印刷に比べ、写真やグラデーションなどの再現性に優れています。多品種・小ロットにも対応でき、大変経済的です。

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Q.NEW特レーブル輝きに印刷する場合の注意点は?

Answer

A.

非吸収面用インキをご利用ください。全般的に上質紙・コート紙と比較すると、セット乾燥は若干遅くなります。

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Q.NEW特レーブル輝きを接着する場合の注意点は?

Answer

A.

接着剤の種類は被着体・作業環境・作業条件などにより大きく変わりますので、詳細は最寄りの接着剤商社、メーカーにご相談ください。
下記は一般的な原則です。

  表面 裏面
NEW特レーブル輝き エチレン酢ビ等 酢ビ
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Q.ハイピカE2F FS・E2F・E2+・LFの違いは?

Answer

A.

ハイピカの常備品は4規格あり、外観・色・原紙が異なります。

ハイピカ E2F FS E2F E2+ LF
外観 マット グロス
シルバー・ゴールド シルバー
原紙 特殊加工紙
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Q.ハイピカに印刷する場合の注意点は?

Answer

A.

製品によって次のように注意点が異なります。詳細はお問合せください。

■E2F FS・E2F・LF

オフセット印刷の場合、非吸収面用インキをご使用ください。

■E2+

UV印刷でお願いします。

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Q.ハイピカを接着加工する場合の注意点は?

Answer

A.

接着剤の種類は被着体・作業環境・作業条件などにより大きく変わりますので、詳細は最寄りの接着剤商社、メーカーにご相談ください。
下記は一般的な原則です。

ハイピカ E2F FS・E2F・LF・E2+
裏面 天然由来(カゼイン系・澱粉系)
蒸着面 合成樹脂製(エチレン酢ビ、アクリルエマルジョン系)
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