酸性紙問題 酸性紙で作られた古い書籍は写真のように本としての形を維持できないものが確認されました。この問題を酸性紙問題と呼んでいます。日本では1980年代から対策が取られ始めました。保存が必要な酸性紙の資料は保存箱に入れることにより劣化を遅くできますが、劣化を止めることまではできません。現在では必要に応じて脱酸処理や補修を行う方法も確立されています。