Q&A資料保存用品
資料保存用品
-
Q.AFシリーズの「AF」とは何の略ですか?
Answer -
A.
AFシリーズ(資料保存用品)のAFとはAcid Free(アシッドフリー)の略です。アシッドフリーとは酸を含まないという意味です。AFシリーズは、特種東海製紙株式会社によって厳密な工程管理のもと中性抄紙された紙や不活性の高分子材料を用いた製品です。AFシリーズに使用されている中性紙はすべてPAT試験(*)に合格しています。
*PAT試験とは、写真のフィルムと(紙などの)包装材料を接触させ、一定期間、高い温湿度環境で強制劣化させた後、判定する方法です。画像への影響やゼラチンベースへの汚染、斑紋などを見るものです。試験方法としてほかに確立されたものがないため、欧米では資料を保護するための包装材料を選ぶための一つの基準になっています。(PAT試験=写真活性度試験:ISO 18916)
Close
-
Q.AFシリーズの素材(材料)はどこで買えますか?
Answer -
A.
お住まいの地域や法人か個人か、などによっても異なりますのでお問い合わせください。
Close
-
Q.AFエンベロープと一般的な中性紙封筒の違いは?
Answer -
A.
AFエンベロープは長期保存に適した紙であるAFプロテクトHや
写真のような化学変化に敏感な素材の保存に適したピュアがガードを使用しています。
写真活性度試験(Photographic activity test)で安全性を確認した品質です。
一般的な封筒用紙との大きな違いはこの品質にあります。
Close
-
Q.AFエンベロープの一般資料用と古文書用の違いは?
Answer -
A.
形状とサイズが異なります。
一般資料用は、防塵用の「フラップ」がついています。
古文書用は、薄くデリケートな資料の出し入れに便利な「フラップ無し」にしました。一般資料用 古文書用 形状 フラップつき フラップなし 規格(開口部×長さmm) 長形1号(142×332) ○ ○ 長形2号(119×277) ○ ○ 角形0号(287×382) ○ ― 角形1号(270×382) ○ ― 角形2号(240×332) ○ ○ 角形3号(216×277) ○ ○ 角形6号(162×229) ○ ― 細長(143×465) ― ○ 横長大(245×467) ― ○ Close
-
Q.AFエンベロープは印刷できますか?
Answer -
A.
印刷できます。表題欄・名入れ印刷を承ります。写真は印刷の一例です。
Close
-
Q.もんじょ箱などの組み立て式保存箱の製作は難しくないですか?
Answer -
A.
接着剤や留め具が不要な組み立て方式です。
Close
-
Q.一度組み立てた保存箱を元に戻して再び製作した場合、強度に問題はないですか?
Answer -
A.
数回程度なら問題ありません。
Close
-
Q.キットボックスとAFボックスはどちらが丈夫ですか?
Answer -
A.
単純な積み重ねでは強度の差はほとんどありません。箱全体の強度としては貼り箱式のAFボックスのほうが丈夫です。
Close
-
Q.AFシリーズは虫から資料をまもることができますか?
Answer -
A.
容器に入れることで一定の効果がありますが、完全ではありません。防虫剤などと組み合わせてご利用されることをおすすめしています。
Close
-
Q.AFシリーズのお取替え時期は?
Answer -
A.
通常、永い年月の間、用紙のpHはほとんど変化しませんが、繰り返しの利用によって汚れたり傷みが発生した場合は、お取替えください。
Close
-
Q.製品はどこで見ることができますか?
Answer -
A.
弊社の事務所で見本をご覧いただくことができますが、そのほかはお問い合わせください。
Close
-
Q.ストレッジボックスは写真以外にも使えますか?
Answer -
A.
テキスタイルや一枚物資料など、サイズが合えば問題ありません。
Close
-
Q.ストレッジボックスのフタの切れ目は何ですか?
Answer -
A.
組み立てのときに、折り曲げをしやすくするために入っています。
Close
-
Q.箱にマジックやサインペンで書き込みをしても大丈夫ですか。ラベルを貼っても構いませんか?
Answer -
A.
筆記具は、顔料系の水性ペンをおすすめしています。たとえば、サクラクレパスの「ピグマ」があります。箱に貼るラベルは、「中性ラベル」(A4,50枚入り)を販売しております
Close
-
Q.もんじょ箱にはほかの色はありませんか?
Answer -
A.
ニュートラルグレー色のみです。収蔵庫や書庫にたくさん並べても威圧感のない色にしました。
Close