貴重な資料を未来へ
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14■複製・修復「どのように」保存するのか?予防的保存では対応できない資料に複製や修復という保存技術を適用する。簡易補修媒体変換修復処置参考文献: 『アーカイブ事典』 小川千代子・高橋実・大西愛 編著 大阪大学出版会(2003)・品質の安全性が確認された用紙、接着剤、材料を用いて補修する。・電子式複写(コピー)・マイクロフィルム撮影・デジタル化 など・修復する資料を吟味する。・文化財への保存修復技術適用の四原則に基づいた技術で修復する。保存修復の四原則①非破壊的である。 その技術が対象物を壊さないこと。②資料に対して安全である。③可逆的である。 あとからでも対象物を元にもどせること。④記録化 修復過程や、使用した材料を記録する。 どのような保存対策があるか-2資料保存の実践

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