TTトレーディング: 2011年3月アーカイブ

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2011311日に発生した東日本大地震をうけてICCROM(国際文化財保存修復センター)がUNESCOや他の機関と連携して被害にあった日本の文化遺産の救済へ乗り出しています。

 

http://www.iccrom.org/eng/news_en/2011_en/various_en/03_17earthquakeJapan_en.shtml (英文)

 

日本の文化庁からの報告やICCROMのスタッフである文化庁の北河大次郎氏がまとめた日本の被災状況も掲載。

http://www.iccrom.org/eng/news_en/2011_en/various_en/13_24earthquakeJapan_en.pdf (英文 484KB

 

また、ミュージアム、アーカイブズ、図書館の被災情報・救援情報のwikiが立ち上がったことも紹介されています。(文責 丸林)

 

Save the Museum wiki

Save Archives wiki

Save the Library wiki

 

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プログラムが一部変更になりました。(2011年4月6日)

公開講演会が中止。

 

日本アーカイブズ学会の2011年度大会のプログラムが下記の通り発表されました。事前申し込みは不要です。参加費は会員500円、非会員1000円、公開講演会のみ500円。

 

日時: 2011423日(土)1300~(1230受付) 14:30受付開始

会場: 学習院大学 西5号館B1教室 南3号館201教室

内容:

13001500 総会

1530~ 公開講演会(1500受付開始、通訳付き)

「ベトナムのアーカイブズを語る―国家記録アーカイブズ局の歩みを中心に」 ヴー・ティ・ミン・フォン博士(ベトナム国家記録アーカイブズ局局長 ICA国際アーカイブズ評議会副会長)

 

15:00~2011年度総会

1730~ 懇親会

 

日時: 2011424日(日)1000~(9030受付開始)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10001230 自由論題研究発表会

■会場1:北1号館201教室

山田高誌 ナポリ銀行歴史文書館における音楽/劇場史研究: 177090年代のナポリの音楽家のキャリア形成を例に

浅野真知 中華民国初期の文書管理制度―官庁の文件保存規則を中心として―

小根山美鈴 海外引揚関係文書を中心とした村役場文書のアーカイブズ学的研究

倉田綾子 企業消滅時の資料保存について

宮本隆史 制度史の問題としてのアーカイブズ―理論的考察

 

■会場2:北1号館302教室

松本明日香 テレビ政治討論会のアーカイブズ―日・英・米を比較して―

平野 泉 オーストラリア「ハイナー事件」に学ぶ―アーキビスト・法・説明責任―

藤吉圭二 「アカウンタビリティ」再考

岡田順太 憲法秩序とアーカイブズ

 

■会場3 北1号館303教室

宇野淳子 音声のドキュメンテーション再考―科研調査を基に―

吉川也志保 フランス国立中央文書館の建築環境・省エネルギーへの取り組み―新館ピエールフィット建造の事例をとおして―

藤岡 洋 画像デジタルアーカイブの継続的活性化に向けての一提案 ―ポンペイデジタルアーカイブの構造過程を例に―

小林秀彦 メタデータによる記録管理、アーカイブズのマネジメントシステムへの統合化

 

■14001700 企画研究会 (北1号館 201) 広がりゆく「デジタルアーカイブ」とアーカイブズ

 第一部 講演

八日市谷哲生(国立公文書館)「国立公文書館デジタルアーカイブ」

宮本聖二(NHK) 「公共放送によるインターネット時代のコンテンツ展開 NHK戦争証言アーカイブスのこころみ」

笠羽晴夫(元デジタルアーカイブ推進協議会)「デジタルアーカイブの15年 それが意味するもの」

 

 第二部 パネルディスカッション 司会:古賀 崇(京都大学)

八日市谷哲生(国立公文書館)、宮本聖二(NHK),笠羽晴夫(元デジタルアーカイブ推進協議会)、水谷長志(東京国立近代美術館)、谷口知司(京都橘大学)、森本祥子(学習院大学)

 

 まとめ      

研谷紀夫(コーディネーター 東京大学)

 

お問い合わせは、日本アーカイブズ学会事務局へ:

http://www.jsas.info/

 

 

 

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20107月から3回にわたり開催された「歴史公文書等保存方法検討有識者会議」(以下会議)は『紙媒体の歴史公文書等の保存方法検討報告書』(以下報告書)を国立公文書館のサイトに公表しました。会議では、歴史公文書等の保存を目的とする代替物の在り方について、国立公文書館による代替物作成後も紙媒体の原資料を保存し続けることを前提に以下の結論を出しています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.原資料の保存状態、内容、利用頻度等に応じて、代替物作成の方法・媒体を適切に使い分ける取組みを今後も継続していく。

2.紙媒体のスキャニングによるデジタル化を新たに採用する。

3.原資料の保存状況や利用頻度に応じて媒体を選択することとし、保存状態が比較的良好な場合は、デジタル化による代替物作成を基本とし、急速に劣化が進んでいるものや今後劣化が進行するおそれがあるものについては、マイクロフィルム化による代替物作成を基本とする。

4.デジタル化により代替物を作成する際には、紙媒体の歴史公文書等の価値を維持するための技術、規格、仕様等に準拠する。また、仕様等の策定には国内外の先行事例や標準化等の取組みを参考に行う。

5.マイクロフィルム化により代替物を作成する場合、スキャニングにより作成したデジタルデータを、マイクロフィルム及びデジタル媒体の両方で保存するCOM/COLDの採用についても、国際標準規格のISO11506を参照し、コスト及び保存の観点から比較の上、検討を行う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

報告書によると、デジタル媒体の適切な保存・管理には、メタデータや保存媒体、保存環境に加え継続的な維持管理について、さらに検討する必要があるとしています。また、公文書館が2011年度に開始する電子公文書等の移管・保存・利用にかかわる取り組みの成果も可能な限り活用していくということです。(文責 神谷)

 

紙媒体の歴史公文書等の保存方法について:

http://www.archives.go.jp/news/110315_01.html

 

 

 

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東北地方・太平洋沖地震の影響について

平成23314

お客様各位

特種紙商事株式会社   

代表取締役社長 松田裕司

 

東北地方・太平洋沖地震の影響について

 

平成23311日に発生致しました東北地方・太平洋沖地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、弊社製品における今回地震による被害状況について関係物流倉庫の状況を調査致しましたが、現時点において著しい被害発生は確認されませんでした。本日より通常業務を開始致しました次第でございます。

 

しかしながら物流各社より、東北地域および関東一部地域への配送において貨物の出荷が制限される旨連絡を受けております。併せて弊社倉庫業務にあっても、東京電力による輪番停電(計画停電)の状況次第によっては出荷・配達の遅延が発生する可能性がございますので、現時点で把握できている状況につきまして下記のとおりご報告させて頂きます。

 

    出荷制限地域

北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県向け全ての貨物

⇒物流各社より貨物の集荷制限が実施されています。

 

    出荷・配達に遅延が発生する可能性がある地域

 

・上記①地域以外向貨物 :通常出荷対応致しますが、輪番停電区域に該当する倉庫からの出荷、および当該地区を通過する場合、倉庫業務の遅滞および交通混乱の影響を受ける可能性がございます。

個別製品都度に出庫倉庫が異なりますので詳細は担当者までお問い合わせください。

(出庫倉庫:戸田第一倉庫、野口倉庫、静岡ロジスティクス倉庫、その他関東地区営業倉庫)

 

・都内自社便配達貨物  :通常出荷致しますが、出庫倉庫地域において輪番停電が実施された場合、および配達便の燃料確保等に問題が生じた場合、配達を中止させて頂く場合もございます。

(出庫倉庫:戸田第一倉庫)

 

お客様には多大なるご迷惑をお掛け致しますが、弊社としましても全力を持って対応致しますので何卒ご理解を賜ります様お願い申し上げます。新しい情報が入り次第、改めてご報告させて頂きます。

以上

 

 

 

 

 

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紙の博物館の機関紙「百万塔」第138号(2011228日発行)に安江明夫氏が「書籍を変革したコンサバター」を寄稿しています。安江氏は元国会図書館副館長で学習院大学非常勤講師です。

 

コンサバター(保存修復家)のウィリアム・バロー(1904-1967、以下バロー)は近代の書籍用紙の寿命の短さや問題の規模を予測し、紙中の酸性成分が原因であることを50年以上前に報告書にしました。彼は、紙の酸性化の原因を突き止めるだけでなく、酸性紙にアルカリ成分を加えて中和させる「脱酸」やパーマネント・ペーパー(耐久性の高い用紙)も開発。

 

バローが1959年と1960年に出した報告書を契機に、1985年に米国国家規格「印刷図書館資料のための紙の耐久性」(ANSI Z39481984)に制定され、その後のISO規格にも反映されています。

 

中性紙の普及に果たしたバローの業績や、国家規格に制定されるまでの米国議会図書館副館長(当時)のバーナー・クラップや図書館振興財団第3代理事長のワレン・ハースらの功績にも安江氏は触れています。日本では、米国の経緯をもとにして1982年に日本書籍出版協会の職員であった金谷博雄氏が『本を残す―用紙の酸性紙問題資料集』を自費出版し、酸性紙問題がマスコミなどで取り上げられ、今日の中性紙の普及につながっています。

 

「中性サイズ剤の開発もパーマネント・ペーパーの概念確立もアメリカの先人達の努力の賜物である。それらの努力がなければ日本での進捗は有り得なかった。この点は肝に銘じておきたい。」と、論文の中で安江氏は述べています。

 

バローの報告書は下記の2冊で、金谷博雄氏の『本を残す―用紙の酸性紙問題資料集』とともに紙の博物館図書室に収蔵されているそうです。(文責 神谷)

 

"Deterioration of Book Stock. Causes and Remedies. Virginia State Library, 1959"

"The Manufacture and Testing of Durable Book Papers. Virginia State Library, 1960"

 

紙の博物館:

http://www.papermuseum.jp/

 

機関紙「百万塔」は年3回発行。定価700円、送料210円です。

http://www.papermuseum.jp/shop/book.html

 

 

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