TTトレーディング: 2008年4月アーカイブ

artcollector.jpg雑誌『アートコレクター』*08年4月号から「美術品の健康管理」のページに「絵画のエステ」が始まりました。取材協力は、修復家の上野淑美さん**です。第一回は「絵画のエステ1」と題して、油彩画の洗浄について紹介しています。絵画の修復は保存修復と美観修復に大別されますが、今回は後者に焦点を絞っています。作品の劣化原因と対策については、基礎編と対策編に分け、写真もふんだんに使い、一般の人にもわかりやすい解説になっています。

「絵画のエステ」は、シリーズ化の予定です。(神谷)

 

 

* 『アートコレクター』 (隔月刊、1,000円、生活の友社) : http://www.tomosha.com/ 

美術雑誌『月刊 美術の窓』別冊として07年に発刊。オンラインで記事の一部を読むことができます。

 

 

**上野淑美(うえのよしみ):

フィレンツェ国際美術大学修復コース卒業。帰国後、山領絵画修復工房勤務、ランビエンテ修復芸術学院(東京 八王子市)講師を経て修復家として独立。

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080408 kyusyu 01.jpg文化財保存修復学会*は、2008年5月16日(金)~18日(日)の三日間、太宰府市中央公民館と九州国立博物館**(九博、福岡県太宰府市)にて第30回大会を開催します。今回は、例年の研究発表とポスターセッション(合計132本)に、30回記念行事が新たに加わりました。会場周辺の視察や学術講演会および九博のバックヤードツアー、国際交流セミナー『漆工品の保存修理』、特集陳列『博物館と文化財修理』など盛りだくさんな催し物があります。

参加費は、2,000円(学生)~6,000円(一般)で当日申し込みも可。

 

 

  • 5月16日(金) バックヤードツアー・エクスカーション(視察)・学術講演会・前夜祭
  • 5月17日(土) 研究発表・総会・機器展示・懇親会
  • 5月18日(日) バックヤードツアー・研究発表・機器展示

 

 

080408 kyusyu 02.jpg日本ではまだ珍しい「バックヤードツアー」では、収蔵庫や保存修復施設など日頃は見ることのできない博物館の舞台裏を見学することができます。ツアー開催日は毎週日曜日ですが、今回は特別に16日(金)にも開催されます。

当社は、機器展示に1994年から毎年参加しています。

詳細は、文化財保存修復学会サイトにて:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsccp/index-j.html

 

 

*文化財保存修復学会: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsccp/index-j.html

1933年に設立された「古美術保存協議会」が母体となり「古文化財科学研究会」を経て、1995年に現在の名称になりました。会員数は1,137名(07年6月)で、修復家や美術館・博物館の学芸員、保存科学者、教育関係者、学生などで構成されています。文化財の保存に関わる科学・技術の発展と普及を図ることを目的とした学術団体です。

 

 

**九州国立博物館: http://www.kyuhaku.jp/

国立では、東京・奈良・京都に次いで4番目の博物館です。2005年10月に開館し、3年で入場者数400万人を突破した人気施設でもあります。「学校よりも面白く、教科書より分かり易い」(三輪嘉六館長)をモットーに市民社会との共生を追究しています。博物館の大きな役割の一つである「文化財保存」についても博物館科学を前面に打ち出すという際立った活動もしています。(神谷)

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著者は、旧特種製紙(現特種東海製紙) 総合技術研究所に勤務、製紙用の植物繊維の研究に従事していました。現在は独立し宍倉ペーパー・ラボで紙の繊維分析を行っています。

本書は、製紙用の植物繊維と製法を中心に、じっさいに紙漉きを行っている著者の研究に基づく和紙の歴史を解説しています。

 

主な内容は、

まえがき

第1章      古代の和紙

第2章      中世の和紙

第3章      近世の和紙

第4章      近代の和紙

索引

 

『和紙の歴史 製法と原材料の変遷』 

著者: 宍倉佐敏

発行: (財)印刷朝陽会

http://www.choyokai.or.jp/syup-washinorekisi.html

発行日: 20061115

判型: B5判、141

定価: 2,000円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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著者はフランス国立科学研究センターのITEM(現代文献研究所)の研究所長です。Cahieers de Mediologie(媒体学)第4巻(「紙の力」ガリマール社)の編纂や国際シンポジウム「紙の近代化」(フランス国立図書館)の開催、Arte社映画「紙の物語」「芸術家の紙」などの製作にも携わっています。

 

本書は、紙の発生から現代の高度な紙に至るまでの約2200年の歴史を、豊富な図版を用いて、わかりやすく解説しています。

 

主な内容は、

第1章      アジアの紙

第2章      紙の道

第3章      ヨーロッパの製紙所

第4章      機械とパルプによる工業化の時代

第5章      新たな時代の紙

資料編

1)    透かし

2)    紙への言及

3)    折り紙

4)    もし紙を数えたとしたら

INDEX

出典(図版)

参考文献

 

 『紙の歴史―文明の礎の二千年』 

著者: ピエール=マルク・ドゥ・ビアシ

監修: 丸尾敏雄

翻訳: 山田美明

発行日: 2006年9月20日

発行: 創元社

http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=21189

判型: B6判変型、192

定価: 1,600円(税別)

 

(文責 神谷)

 

 

 

 

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