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岩井氏は絵画修復家です。画家を志望していましたが、「世のなかに絵描きは掃いて捨てるほどいるけれど、修復家はいないだろうと。」という父親のすすめで絵画修復の世界に入ったそうです。

 

「西欧諸国では、美術館に修復部門があるのに、日本の美術館にはほとんどありません。このような現状を多くの人に知ってもらいたい、とくに若い学生さんたちに知っていただいて変えていってもらいたいという思いで執筆しました。」(岩井氏の話)

 

岩井氏は、修復の実際がガラス張りの施設で公開され、修復材料や技術がオープンな「修復センター」の設立構想もあるそうです。同氏は2010年のNHK番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも出演されましたが今年の719日(金)の13201355に放映予定の『徹子の部屋』(テレビ朝日)にも出演されるそうです。

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1章 さまざまな「病気」にかかった、名画の修復

ゴッホ《ひまわり》の修復

異なる運命をたどったふたつのピカソ

コラム 修復の道具とは?

修復家への道のり

多忙な日々の始まり

コラム 油絵の修復とは?

 

2章 世界でいちばん絵にやさしい修復を目指して

自分らしい修復とは? 地中美術館のモネ

現代アート、セル画、多彩な表現に挑む

かつてない修復方法に挑んだ、山下清の貼り絵

コラム 紙作品の修復とは?

 

修復を通じて感じた日本の美術館の問題

芸術の意味を再認識した絵との出会い

シベリア抑留体験が描かれた作品

コラム 作品のコンディションチェックとは?

 

対談 宮本信子(俳優)× 岩井希久子

対談 秋元雄史(金沢21世紀美術館 館長)× 岩井希久子

コラム 「低酸素密閉」とは?

 

3章 未来へ託す「タイムカプセル」をつくりたい

ベトナム絹絵修復プロジェクト

福島で発見された絵をめぐって

コラム 身近にある絵の保存方法とは?

あとがき

本書で紹介した美術館

 

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『モネ、ゴッホ、ピカソも治療した絵のお医者さん 

修復家・岩井希久子の仕事』

著者: 岩井希久子

発行日: 2013517日 初版4,500部、第23,000

発行所: ㈱美術出版社

http://book.bijutsu.co.jp/books/2013/05/post_287.html

判型: A5判、238

定価: 2,200円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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