本書は、2010年1月16日に東京国立博物館・平成館大講堂で開催された文化財保存修復学会公開シンポジウム『文化財をまもる 文化財のまもり手を育てる』に基づいて刊行されました。
シンポジウムは美術工芸品の伝統的な修理方法や近年の欧米の修復技術の導入、大学教育に文化財保存・修復の課程が増えてきていること、などを踏まえ「文化財のまもり手を育てる」という副題にしたそうです。(文責 神谷)
内容-----------------------------------------------
セッションⅠ 基調講演
1.人材育成にはたす博物館の役割 九州国立博物館長 三輪嘉六
2.文化財保存教育40年 将来に向けて 国士舘大学21世紀アジア学部教授 沢田正昭
セッションⅡ 学校教育
1.日本における学校教育の現状と課題 東京学芸大学教育学部教授 二宮修治
2.西欧における文化財保存のための高等教育 東北芸術大学教授 藤原 徹
セッションⅢ 社会教育
1.東京国立博物館におけるインターン制度 インターンシップの未来
東京国立博物館学芸研究部保存修復課長 神庭信幸
2.伝統技術の継承と人材育成 国宝修理装こう師連盟理事長 岡 岩太郎
セッションⅣ パネルディスカッション
文化財のまもり手を育てるために コーディネーター 西浦忠輝
パネリスト 三輪嘉六、沢田正昭、二宮修治、藤原 徹、神庭信幸、岡 岩太郎
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『文化財の保存と修復12 文化財のまもり手を育てる』
編集: 文化財保存修復学会
発行日: 2010年7月30日
B5版変型105p
定価: 1,400円(税別)
ISBN978-4-87805-111-1
発行所: 株式会社クバプロ
『文化財の保存と修復』はシリーズで1999年以来毎年発刊されています。
バックナンバーは以下の通りです。
文化財の保存と修復 1 何をどう残すか?
文化財の保存と修復 2 博物館・美術館の役割
文化財の保存と修復 3 伝統に生かすハイテク技術
文化財の保存と修復 4 歴史遺産と環境
文化財の保存と修復 5 世界に活かす日本の技術
文化財の保存と修復 6 科学で探る先達の知恵
文化財の保存と修復 7 伝統ってなに?
文化財の保存と修復 8 九州の文化財
文化財の保存と修復 9 東北の文化財
文化財の保存と修復 10 博物館の役割と未来
文化財の保存と修復 11 文化財をまもる人たち
文化財の保存と修復 12 文化財のまもり手を育てる

