資料保存の現場から: 2014年10月アーカイブ

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本書は博物館の歴史や近年の取組みなどを通じて、博物館の存在意義や今後のあり方について考察しています。比較のために訪問した国は欧米だけでなく、中国、韓国などアジア圏の博物館もあります。著者の安高氏は西南学院大学博物館学芸員で九州産業大学非常勤講師です。

 

主な内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はじめに

序論 研究動向と本書構成

第Ⅰ部 博物館―沿革と都市形成

1章 日本博物館前史

2章 海外の博物館

3章 博覧会から博物館へ

4章 ミュージアム都市形成論

第Ⅱ部 資料―概念と法制度

1 薬品会にみる展示資料

2 博物館資料の創出

3 博物館資料の形成―企業博物館の誕生

4 法律にみる文化財

第Ⅲ部 学芸員―博物学者から学芸研究職

1 博物館史のなかの人々

2 棚橋源太郎の博物館学

3 変化する学芸員

4 博物館産業とその周辺人材育成

第Ⅳ部 大学博物館総論―知の拠点と学芸員の養成

1 日本の大学博物館史

2 海外の大学博物館

3 大学博物館教育と連携活動

4 地域博物館と大学博物館

終論

おわりに

索引

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『歴史のなかのミュージアム―驚異の部屋から大学博物館まで』 

著者: 安高啓明

発行所: ㈱昭和堂

http://www.showado-kyoto.jp/book/b166224.html

発行日: 2014415

判型: A5判、256

定価: 2,200円(税別)

(文責 秋田)

 

 

 

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下記の通り開催されます。入場無料、事前申し込みは不要ですが、シンポジウム終了後の交流会へ参加する場合は、1114日までに申し込みが必要です。

 

 

日時: 20141129日(土) 13001620

会場: 仙台市博物館ホール(仙台市青葉区川内26

主催: 科学研究費補助金基盤研究S

「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」研究グループ

東北大学災害科学国際研究所 歴史資料保存研究分野

NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク

共催: 仙台市博物館

 

スケジュール

報告 13001510

開会挨拶 平川新(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク理事長)

報告①「東日本大震災で被災した民間所在史料の救済・保全活動の現状」 

佐藤大介(東北大学災害科学国際研究所)

報告②「"記憶"に残る"記録"をつなぐ」 

金野聡子(岩手 紙本(しほん)・書籍保存修復)

報告③「石巻古文書の会の活動 震災のあとさき」 

庄司惠一(宮城 石巻古文書の会)

報告④「旧警戒区域における民有地域資料の救出活動 -富岡町の試み」

 門馬健(福島 富岡町役場)

コメント

天野真志(東北大学災害科学国際研究所)

内田俊秀(京都造形芸術大学名誉教授)

 

総合討論 15201620

パネラー 佐藤大介・金野聡子・庄司惠一・門馬 健・天野真志・内田俊秀

司会 奥村弘(神戸大学大学院教授)

 

詳細は:

http://www.miyagi-shiryounet.org/00/front.htm

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。お申込み締め切りは各開催日の前日です。

 

日時: 2014111日(土) 14001645

          112日(日) 9301215

          1122日(土) 14001645

          1123日(日・祝) 9301215

     会場: (各回とも)大槌町中央公民館 大会議室

(岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割126

主催: いわて高等教育コンソーシアム

共催: 大槌町教育委員会、岩手歴史民俗ネットワーク

後援: 大槌町文化財保護審議会、大槌町郷土芸能保存団体連合会

 

各回の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2014 11 1 ()

講座() 14001515

復興に係る遺跡調査からみえてきたもの 岩手大学教育学部非常勤講師 八木光則

講座() 15301645

三陸沿岸の古代 岩手大学平泉文化研究センター特任教授 伊藤博幸

 

2014 11 2 ()

講座()  9301045

閉伊の中世 岩手大学教育学部教授 菅野文夫

講座() 11001215 

MLA 連携による被災前川家文書の安定化処理と修復資料保存について 

国立国会図書館収集書誌部資料保存課副主査 村上直子

 

2014 11 22 ()

講座() 14001515

大槌町の近世期の町屋遺跡 大槌町教育委員会埋蔵文化財調査課長 鎌田精造

講座() 15301645

博物館の再生に向けて―陸前高田市における文化財レスキュー 

陸前高田市立博物館副主幹 熊谷賢

 

2014 11 23 ()

講座() 9301045

江戸時代の三閉伊通と大槌―藩日記「雑書」と前川家文書を中心に― 

東北大学大学院文学研究科助教・大槌町文化財保護審議会委員 兼平賢治

講座() 11001215

震災資料を残す意義と活用 

盛岡大学文学部教授・大槌町文化財保護審議会委員 大石泰夫

 

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お申込み詳細は(pdf 204KB):

http://www.town.otsuchi.iwate.jp/docs/2014101500039/files/20141101.pdf

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。本研究会は7/11(金)に予定されていましたが台風で延期になったものです。参加費無料、定員40名、事前申込制です。研究会終了後に別途情報交換会(懇親会)も予定されています。

 

日時: 20141219日(金) 13301700 (1300受付開始)

会場: 埼玉県立文書館 講座室

テーマ: 「地方公文書館実務の諸課題-レファレンス業務、資料防災の現在-」

      【第1部】地方公文書館におけるレファレンス事業の展開

        「尼崎市立研究史料館のレファレンス事業について」

           久保庭 萌氏(尼崎市立地域研究史料館)

        「レファレンス事業に関わる館内業務システムの構築とその運用」

           西村  豪氏(尼崎市立地域研究史料館)

      【第2部】地方自治体における資料防災について

        「埼史協専門研報告書『地域史料の防災対策』について」

           長谷川清一氏(埼史協幹事)

 

お申込み詳細は:

http://www.jsai.jp/iinkai/kanto/kanto20141022.html

(文責 秋田)

 

 

 

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下記の通り開催されます。今回は20回記念の講演もあります。研修会費は無料ですが事前登録が必要、研修会終了後の懇親会は参加費6,000円です。お申込み締め切りは1031日(金)です。

 

日時: 平成26(2014)1113日(木)   

会場: 京都府民総合交流プラザ京都テルサ

主催: 一般社団法人 国宝修理装潢師連盟 

後援: 独立行政法人 国立文化財機構、京都府教育委員会

滋賀県教育委員会、奈良県教育委員会

    福岡県教育委員会、一般社団法人 文化財保存修復学会

    全国文化財保存技術連合会 

特別協力: 一般社団法人 伝統技術伝承者協会 

 

プログラム

1215 開場 (受付開始) 

1300 開会挨拶 坂田雅之(国宝修理装潢師連盟理事長) 

131020回記念講演1 「日本美術におけるかざり」

    辻 惟雄先生(MIHO MUSEUM館長) 

1440休憩   

145520回記念講演2 「書跡と文化財修理」

    赤尾栄慶先生(京都国立博物館 学芸部 副部長) 

1555休憩   

1605事例報告 「近現代の日本画の保存修理」

    株式会社岡墨光堂 

1625事例報告 「『紙本墨書 十誦律 第六 巻第三十八』の修理について」

    株式会社桂文化財修理工房 

1645事例報告 「『重要文化財 彦根井伊家文書 老中奉書・老中達書・伺書』保存修理について」

    株式会社修美 

1705閉会挨拶  山本記子(国宝修理装潢師連盟専務理事) 

1710ポスターセッション (展示 13:0018:00 

1800懇親会 (テルサホール) 

 

お申込み詳細は:

http://www.kokuhoshuri.or.jp/02_news/20141008001.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。参加費無料、事前申込制です。締め切りは1117日(月)。

 

日時: 20141121日(金) 10001730 (受付930~)

会場: 東京文化財研究所 地階セミナー室

主催: 独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 

     保存修復化学センター 近代文化遺産研究室

 

プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1000 開会挨拶 岡田 健(東京文化財研究所 保存修復化学センター長)

1005 洋紙の保存と修復(仮題) 

中山俊介(東京文化財研究所 近代文化遺産研究室 室長)

1020 近現代紙資料の保存―図書館・アーカイブズの視点― 

安江明夫(学習院大学大学院 非常勤講師/元 国立国会図書館 副館長)

1110 酸性紙と大量脱酸処理(仮題) 

    横島文夫(㈱プリザベーション テクノロジーズ ジャパン)

1200~ 休憩

1330 日本の近現代紙資料修理への装こう修理技術の応用

    小笠原 温(㈱修護)

1420 メキシコ国立公文書館における没食子インクで書かれた資料の保存と修復

    ―過去5年間の挑戦と成果―

   アレハンドラ・オドア・チャヴェス(メキシコ国立公文書館)

1540~休憩

1555 カナダ国立図書館・公文書館における洋紙の地図と文書、

及びその他の洋紙の収蔵品の保存と修復の挑戦 

    アン・フランセス・マヒュー(カナダ国立図書館・公文書館)

1715 質疑応答

1730 閉会挨拶

 

お申込みは催事のお知らせから:

http://www.tobunken.go.jp/japanese/event.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。

日時: 2014125日(金)19:0020:30

会場: 日本図書館協会研修室

内容: 「自動(出納)書庫」に対する資料保存上の疑問を図書館員の立場から提示する。

国内メーカー3社が、それに答え、自動(出納)書庫の特性、利用上注意すべき点、

各社製品の特徴などを概説する。

講師: 田崎淳子(東京大学駒場図書館)

岡村製作所

金剛

日本ファイリング

申込方法: 事前申込不要

問合先: 日本図書館協会 高橋(TEL: 03-3523-0812 FAX: 03-3523-0842

 

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詳細は:

http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/98/Default.aspx

(文責 秋田)

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公益財団法人 日本博物館協会(会長・銭谷眞美)の月刊誌「博物館研究」Vol49 No.10201410月号)が「博物館資料・標本の'ヘルスケア'」を特集しています。人文系資料や水族館の生物、自然史資料、映像資料などの健康管理、予防、修理、治療などについて、保存の現場からの報告です。

 

内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

巻頭エッセイ クーリエ奮闘の記「長崎はきょうも雨だった」  越智裕二郎

 

人文系資料のヘルスケア―その方法と効果  神庭信幸

水族館における生物のヘルスケア  平治隆

自然史資料のヘルスケア(保存と修理)  高野温子

映像資料のヘルスケア―映画フィルムの物性と複製可能性から考える

とちぎあきら

 

ICOMレポート 国際会議「博物館と文化的景観」(イタリア・シエナ)について  鈴木地平

ICOMレポート CAMOCヨーテボリ大会に参加して  邱君妮

支部情報 東北支部 体験型フィールドミュージアム「まほろん」の今

本間宏

コレクション 須賀川市立博物館  管野和恵

 

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「博物館研究」Vol49 No.10201410月号)

 

編集発行: 公益財団法人 日本博物館協会

https://www.j-muse.or.jp/03books/ms.php

判型: B5判、58

定価: 1,296円(税込)

(文責 秋田)

 

 

 

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10/20(月)19301956のNHK総合の番組クローズアップ現代で「公文書は誰のものか ~問われる1400万件の管理~」が放映されます。国内外の現場を取材、公文書管理のありかたを問う番組です。出演は牧原 出さん(東京大学先端科学技術研究センター教授)です。

再放送は午前010からです。

 

http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index.html

(文責 秋田)

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国立国会図書館の定期刊行物「びぶろす」66号(平成2610月)が資料保存を特集しています。

図書館のIPM(総合的有害生物管理)や各図書館でのカビ発生の事例と対策、国会図書館の保存協力活動などが述べられています。「びぶろす」は平成1010月号からホームページ上で公開されています。

 

主な内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1.【特集:大切な資料を守れ!-資料保存】

 図書館でのIPM(総合的有害生物管理)について

(公益財団法人文化財虫菌害研究所 三浦定俊)

2.【特集:大切な資料を守れ!-資料保存】

 利用のための資料保存~カビ除去作業の外注について~

(支部文部科学省図書館 松家久美)

3.【特集:大切な資料を守れ!-資料保存】

カビ発生後の当館での書庫管理について

(支部農林水産省図書館農林水産技術会議事務局筑波事務所分館 伊藤もも)

4.【特集:大切な資料を守れ!-資料保存】

 保存調査室の業務と今後への課題

(宮内庁書陵部図書課保存調査室主任研究官 田代圭一)

5.【特集:大切な資料を守れ!-資料保存】

 国立国会図書館の保存協力活動(国立国会図書館資料保存課 工藤淳)

6.平成26年度専門図書館協議会全国研究集会分科会に参加して

(支部農林水産省図書館農林水産政策研究所分館 石川幸子)

7.【感謝状贈呈】

 感謝状をいただいて(支部警察庁図書館 小松久子)

8.【感謝状贈呈】

これまでの支部図書館勤務について(支部外務省図書館 岡本雄次)

9.【支部図書館紹介:ご自慢の一品】

 特許庁の特別コレクションについて

~高橋是清遺稿集、荒玉義人文庫を中心に~(支部特許庁図書館 佐々木吉正)

10.平成26年度企画展示「あの人の直筆」のお知らせ

11.日誌(平成266月~平成268月)

12.国立国会図書館刊行物紹介(平成266月~平成268月)

 

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「びぶろす」66号:

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/biblos/index.html

(文責 秋田)

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独立行政法人国立公文書館が下記の通り公文書専門官を若干名募集しています。勤務は201541日から。書類審査(一次審査)の提出期限は20141120日(水)です。以後、論文審査や面接試験があります。

 

詳細は:

http://www.archives.go.jp/saiyou/141015.html

(文責 秋田)

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IIC(International Institute for Conservation: 国際文化財保存学会)の香港会議は926日(金)に閉幕し、IICは最終日に保存環境ガイドライン(暫定)についてICOM-CC*と共同宣言をしました。保存環境のガイドラインについては、2008年から検討が始まり、この915日(月)~19日(金)にオーストラリアのメルボルンで開催された第17回ICOM-CCにて起草されIICの香港会議でまとまったものです。

共同宣言の詳細は:

https://www.iiconservation.org/node/5168

 

The International Council of Museums Committee for Conservation: 国際博物館会議 保存国際委員会:

http://icom.museum/the-committees/international-committees/international-committee/committee-for-conservation/

 

IIC香港会議で配布された論文集"Studies in Conservation  HONG KONG CONGRESS SPECIAL ISSUE"によれば、博物館におけるコレクションの保存環境のうち温湿度については長い年月、厳格な数値を要求されてきたといいます。温度が20もしくは21℃±2℃で、湿度が50%RH±5%というものです。同書には、世界各国の博物館・美術館の温湿度管理条件が中間報告として載っています。

 

ちなみに、日本は展示環境の温度が冬期で22±2℃、夏期は26±2℃、湿度は四季を通じて50±10%RHでした。保存環境は、温度が冬期で20±2℃、夏期は26±2℃、湿度は年間を通じ52±5%RHでした。コレクションへのダメージは温度よりも湿度の方が大きいので「変温恒湿を目指す」という考え方です。

 

一方、近年では低炭素社会や再生可能エネルギーの模索など、博物館運営の持続可能性とコレクションの管理の問題から、国や地域、コレクションの種類などに現実的な温湿度環境が求められてきています。"Environmental Guidelines - IIC and ICOM-CC Declaration"(環境ガイドライン-IICとICOM-CCの共同宣言)によれば、"Sustainability and management"(博物館のサスティナビリティと環境管理)として下記の項目を挙げています。

 

・博物館のサスティナビリティの問題は、博物館資料の環境基準よりもはるかに大きなテーマで、将来の原則にとって重要な基礎となること。

・博物館や収集機関は、地球上の気候変動を緩和するために、エネルギー使用量の削減や代替再生可能エネルギーの研究をし、二酸化炭素の排出量や環境負荷の低減につとめること。

・博物館資料の保護には、空調(HVAC)を使わないで達成すること。(自然の力を生かす)パッシブコントロールを検討すべきであること。

・博物館の危機管理は、館の管理プロセスに組み込まれるべきであること。

 

博物館資料にはさまざまな材質があり、保存条件も複雑です。保存科学者はこれらの解決策を積極的に考えることが必要であるとともに、常設展示や保存の「ためのガイドラインは、地域の気候を考慮し達成可能なものにしなければならないと述べています。

 

世界に目を向けると、大半の博物館では空調が十分ではなく、コレクションの貸し出しにも先方の事情を考慮する必要があるということです。たとえ空調が十分でなくても、微気候(Microclimates)を管理することによってこれらの問題をクリアすることもできるといっています。

 

コレクションの貸し出しを前提とした既存のガイドラインは下記の通り。

■湿度に対して敏感なコレクションのBizot(主要67美術館のグループによる)ガイドライン

温度 1625℃、湿度 4060%RHで一日の変動が±10%RHであること

■一般的なコレクションのAICCM(The Australian Institute for The Conservation of Cultural Material: オーストラリア文化財保存協会)の推奨する温湿度条件

温度 1525℃一日の変動が±4℃、湿度 4555%RHで一日の変動は±5%RHであること

■AIC(The American Institute for Conservation of Historic and Artistic Works)の暫定ガイドライン

温度 1525℃、湿度 4060%RH

(文責 秋田)

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帝国データバンク史料館は、定期刊行物『帝国データバンク史料館だより Muse』を季刊発行していますが、本書は別冊版として刊行されたものです。別冊版としては3冊目になります。

 

現在、同史料館では下記の企画展を開催中です。(2015331(火)まで)

『TDB情報最前線「日刊帝国ニュース」50年の歩み』:

http://www.tdb-muse.jp/ex-special/

 

『別冊Muse2014』の主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はじめに

巻頭インタビュー 萱野志朗さん

 わが国先住・少数民族の文化とこころ

特別論稿

 記録は誰のものか、海の向こうの史料を訪ねて 大島久幸

クローズアップ

 情報と資料利用の在り方をいまに問う 山本武利 ×田口嘉孝

"大学と戦争"アーカイブズ~学徒出陣の記憶を記録する活動~

都倉武之×後藤佳菜子

中国における資料保存・管理のこれまでとその成果 王 嵐×高津隆 

Archives Essay

 私のアーカイブズへの尽きない想い 中臺綾子

たばこと塩の博物館 新たな出発をめざして 鎮目良文

移転奮闘記・逓信総合博物館から郵政博物館へ 本間与之

異色対論

 渡って、越えて、見て、触れて、感じて、学ぶことの意味 丸井英明×町田小織

隠す、捨てる、作らない・・・ ローリー・アン・フリーマン×岩瀬達哉

Talk Session 白熱メッセージ 松崎裕子・江上敏哲・金 甫榮・布施直人

海を渡り、国境を越えて、繋がることの意味と価値

Muse  Special  Guest 李向罡さん

 日中アーカイブズの架け橋として生きる

 

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『別冊Muse2014 情報と資料 ~越える、渡る、広がる~』

編集・発行: 帝国データバンク史料館

発行日: 2014924

判型: B5判 144

 

入手ご希望の方は:

http://www.tdb-muse.jp/info/2014/09/muse2014.html

(文責 秋田)

 

 

 

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月刊「なごみ」201410月号が「探検!東京国立博物館」を特集、路上観察学会でも有名な藤森照信氏と画家の山口 晃氏が案内します。写真や図版も含め全49頁にわたって特集しています。内容は美術編と建築編に分かれていて、美術編では「トーハク展示の舞台裏」のコーナーで展示や照明、保存修復の現場を取材しています。

 

月刊「なごみ」201410月号

発行所: ㈱淡交社

http://www.tankosha.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

判型: B5判、128

定価: 800円(税別)

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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月刊誌「日経おとなのOFF」201410月号が国宝を特集。「国宝仕事人」の記事では、展示や解体、美術輸送、保護のプロフェッショナルにインタビューしています。展示では空間デザイナーの池田英雄さん、解体では奈良県文化財保存課の田中 泉さん、美術輸送ではヤマトロジスティックスの三木英樹さん、美術品の保護では東京国立博物館 学芸研究部の神庭信幸さんたちを取材しています。

 

「日経おとなのOFF」201410月号

発行: 日経BP社

発売: 日経BPマーケティング

http://trendy.nikkeibp.co.jp/off/

頁数: 154

定価: 694円(税別)

(文責 秋田)

 

 

 

 

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今回の保存フォーラムでは、図書館の資料保存を組織的な業務にするための体制づくりや調査から計画への取組みなどを取り上げます。参加費無料、事前申込制で定員80名(先着順)、締め切りは1121日(金)1700です。

 

日時: 2014125日(金) 14001600(受付1330

会場: 国立国会図書館 東京本館 新館3階大会議室

テーマ: 続けられる資料保存-まねしてみたいマネジメントの工夫-

内容:

1.講演「京都大学の図書館における資料保存」(仮題)

古森千尋氏(京都大学文学研究科図書館)

2.質疑応答・意見交換

 

お申込み詳細は:

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/coop/forum25.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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東京国立博物館では、下記の通り特別展を開催、東日本大震災後、陸前高田市立博物館、岩手県立博物館やその他の機関と協力し、取り組んできた東京国立博物館の成果と現状を紹介します。

 

タイトル: 特別展「3.11大津波と文化財の再生」

会期: 2015114日(水) ~ 2015315日(日) 

休館日: 月曜日

開館時間: 9301700(入館は閉館の30分前まで) (36()313()2000まで)

会場: 東京国立博物館 本館 特別2室・特別4 

観覧料金: 一般620円(520円)、大学生410円(310円) 総合文化展観覧料でご覧いただけます。

 

詳細は:

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1692

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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東京文化財研究所が、平成25年度・26年度の文化庁委託事業「文化財(美術工芸品)等緊急保全・現況調査事業」の一環として開催する研究会です。参加費は無料ですが事前申込制。終了後の情報交換会(懇親会、自由参加)は有料(1,000円)です。お申込み締め切りは1128日(金)。

 

日時: 2014124日(木) 10:0017:30

場所: 東京文化財研究所セミナー室

プログラム:

挨拶 亀井伸雄(東京文化財研究所長)

10101130 セッション1 レスキュー後に得られた技術的知見と課題

          修復の課題 赤沼英男(岩手県立博物館)

          水損資料の処置 高妻洋成(奈良文化財研究所)

          放射能対策 佐野千絵(東京文化財研究所)

          記録に関する課題 森井順之(東京文化財研究所)

11301230 セッション2 モノを引き継ぐ-復興への道しるべ

          文化財ドクター派遣事業 関口重樹(文化庁文化財部参事官(建造物担当)付)

          埋蔵文化財調査 近江俊秀(文化庁文化財部記念物課)

          無形文化遺産の復興 吉田純子(文化庁文化財部伝統文化課)

13301430 セッション3 今後の備え1 自治体の文化財防災対策

          愛知県 村田眞宏(愛知県美術館)

          三重県 間渕 創(三重県総合博物館)

          和歌山 浜田拓志(和歌山県立近代美術館)

14451730 セッション4 今後の備え2 文化財関連団体

          パネルディスカッション

           コーディネーター 半田昌之(日本博物館協会)

          文化財保存修復学会 日高真吾(国立民族学博物館)

          全国美術館会議 村上博哉(国立西洋美術館)

          自然史系博物館 窪寺恒己(国立科学博物館)

          民俗・歴史系博物館 久留島 浩(国立歴史民俗博物館)

          史料館 青木 睦(国文学研究資料館)

          史料ネット 奥村 弘(歴史資料ネットワーク)

          国立文化財機構 岡田 健(東京文化財研究所)

          文化庁 朝賀 浩(文化庁文化財部美術学芸課)

研究会終了後に情報交換会(懇親会)があります。

 

お申込み詳細は:

http://www.tobunken.go.jp/info/20141204/index.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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東京大学史料編纂所附属画像史料解析センターが下記の通り研究集会を開催します。要申込みです。

 

日時: 2014 11 6 日(木) 13:00〜17:30

場所: 東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングシアター

(情報学環 福武ホール地下2F)

スケジュール:

挨拶 史料編纂所附属画像史料解析センター長・教授 林譲

報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

①研究プロジェクトの概要・体制について

史料編纂所副所長・教授 山家浩樹

②写真史料としてのガラス乾板 --4年間のプロジェクト成果と課題から--

史料編纂所史料保存技術室(写真) 技術専門職員谷昭佳

③日本史研究におけるガラス乾板の史料的意義について

史料編纂所助教 井上聡・史料編纂所特任研究員木下聡

④ガラス乾板の調書作成・整理から見えてきた様々な劣化状況と保存方法につ

 いて

史料編纂所学術支援職員 竹内涼子

⑤調書作成データ入力システムとガラス乾板画像のデジタル化について

史料編纂所史料保存技術室(写真) 技術職員高山さやか

休憩

⑥写真史料の修復と保全を考える

写真修復家 白岩洋子

⑦パネルディスカッション

写真史料の保存と利活用 -- モノ、ヒト、マネージメント、--

パネリスト:埼玉県立文書館 主任学芸員新井浩文

 東京都写真美術館 保存科学専門員 山口孝子

 東京大学経済学部資料室 講師 小島浩之

※終了後、懇親会を予定

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お申込み詳細は:

http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/kaken/24300094/?p=150

 

(文責 秋田)

 

 

 

 

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(社)日本能率協会は「文化財保存・復元技術展」を来年の夏に東京ビックサイトにて開催予定で、出展者を募集しています。

 

出展対象は、建造物(神社、寺院、協会、城郭、古民家、近代化遺産ほか)、美術品(絵画、彫刻、工芸品、書籍・典籍、古文書、考古資料、歴史資料ほか)に関する保存・修復・復元技術や製品・サービスなどです。

来場予定者は、神社、寺院、地方自治体教育委員会などの文化財所有者や設計・監理・施工技術者、博物館・美術館の学芸員などです。

 

企画の概要は・・・

●主 催:一般社団法人日本能率協会

●会 期:2015722日~24日の3日間

●会 場:東京ビッグサイト(東京・有明)東ホール

●展示予定規模:50社/100小間

●来場予定者数:2,000

●入場登録料:3,000円(税込み)

 

出展のお申込&問合せ先

 文化財保存・復元技術展 事務局

 一般社団法人日本能率協会 産業振興センター内

 105-8522 東京都港区芝公園3122

 TEL: 03-3434-1988

FAX: 03-3434-8976

 

元の記事は:

http://www.jcpnpo.org/news/?p=1#1412645232-913418

(文責 秋田)

 

 

 

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