資料保存の現場から: 2012年7月アーカイブ

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1924年に岩崎久彌氏によって設立された東洋文庫は、その活動をより広く知ってもらうために201110月に東洋文庫ミュージアムを開設しました。企業史料協議会主催の今回の見学・研究会は常設・企画展だけでなく、特別に書庫見学会もあります。

 

日時: 201297日(金) 14301630

場所: 東京文庫ミュージアム(東京都文京区本駒込2-28-21

費用: 企業史料協議会会員は1名まで無料。2名以上および非会員は1880円。

定員: 先着30名(定員になり次第締め切り)

 

スケジュール:

1430~     受付(7階)

15001530 ミュージアム概要説明

15301600 書庫見学

16001630 ミュージアムガイド付き見学

1630~     解散・希望者自由見学(2000まで)

 

詳細は:

http://www.baa.gr.jp/news.asp?NoteAID=13

(文責 神谷)

 

 

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福島大学附属図書館は、東日本大震災に関する資料や災害・原発・ボランティアを中心とした資料を収集してきました。このたび、「うつくしまふくしま未来支援センター」と協働し約1,400点の資料を公開しました。図書館の開架閲覧室1階に開設しているそうです。(文責 神谷)

 

福島大学附属図書館「震災関連資料コーナー」:

http://lib.fukushima-u.ac.jp/tenji/sinsai.html

 

 

 

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身近にありながら、なかなか基本的な知識を得る機会の少ない視聴覚メディアについて学ぶシリーズの第2回です。CDとDVDを中心に、光ディスクの種類や歴史、記録と再生の仕組み、適切な保存の方法などを概説します。

 

講師は、7/20の視聴覚資料の保存第1回「録音テープとビデオテープ」でもご報告いただいた放送番組センターの児玉優子さんです。参加費無料、事前申し込み不要。(文責 神谷)

 

日時: 2012921日(金) 19002030

会場: 日本図書館協会2階研修室

タイトル: 「CDとDVD」

講師: 児玉優子(公益財団法人放送番組センター JLA資料保存委員会委員)

 

お問い合わせ:

日本図書館協会 高橋

100-0033 東京都中央区新川1-11-14(東京メトロ茅場町駅より徒歩5分)

TEL: 03-3523-0812

E-mail: takahashijla.or.jp (@は半角に)

 

日本図書館協会アクセス:

http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx

 

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。締め切りは731日(火)です。

テーマ:「東日本大震災津波被災文書の保存処理―関西における取り組み―」

講師:西山要一氏(奈良大学文学部文化財学科教授)

 

日時:201286() 15:0017:00

会場:奈良大学博物館

※終了後に大和西大寺駅付近で懇親会を予定。

 

参加費:JADS会員 200円、非会員 400円、学生は半額

 

お申込み詳細は:

http://www.jads.org/kansai/2012/20120806.html

(文責 神谷)

 

 

 

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NPO法人 映画保存協会がマニュアル「被災した家庭用ビデオテープの応急処置」をサイトにアップしました。対象となるのは、VHSやVHS-C、Hi8miniDVなどの家庭用ビデオテープです。水害を被ったビデオテープは、カビやバクテリアの発生・増殖などの危険性がありますので、48時間以内に適切な処置をする必要があるといわれています。テープのフォーマット(種類)や状態の識別方法に始まり、分解の仕方、簡易な洗浄方法や組み立てまでが写真入りで解説されています。

 

ビデオガイド(USTREAM)やPDF版、簡易電子出版(Puboo)、英語版も計画しているそうです。(文責 神谷)

 

「被災した家庭用ビデオテープの応急処置」:

http://www.filmpres.org/archives/7518

 

 

 

 

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企業史料協議会(東京都千代田区三崎町)は、下記の通り見学研究会を開催します。定員は先着20名で、締め切りは8/31(金)です。会員でなくても参加できます。(文責 神谷)

 

タイトル: 「地方における産業遺産の公開活動に学ぶ見学研究会」

日 程: 20121012日(金)~13日(土)

場 所: 北九州市、下関市

見学先: TOTO歴史資料館、ゼンリン地図の資料館、山口銀行、旧横浜正金銀行門司支店、門司港周辺産業遺産施設など

 

参加費: 会員 17,000/非会員 20,000円(宿泊費、懇親会費、昼食代、見学料など含む)

 

お申込み詳細は:

http://www.baa.gr.jp/news.asp?NoteAID=13

 

 

 

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文化財関係では、2005年に『文化財防災ウィール』(文化財保存修復学会監修)というコンパクトなマニュアルが発行されましたが、アメリカで出版されたものの原案翻訳のため、日本の事情に合わない部分もありました。本書は、水害・地震・火災などから大切な品を救出するためのマニュアルです。対象も、身の回りの思い出の品から美術工芸品までさまざまな種類のわが国固有のモノ資料も含まれています。それぞれ、1.発見時における被害の状況、2.災害現場からの緊急避難、3.緊急避難後の対応や応急手当てについて解説しています。(文責 神谷)

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

■大規模自然災害からなにを救出し、なにを守り伝えていくべきか

(中略)

■大切な品々・日常生活用品・民俗資料などの救出と修理

・写真(比較的新しいもの)

・衣服、帽子、風呂敷、のれん、小物入れ、大漁旗、幟旗

・布団、ぬいぐるみ、綿入れ

・本、ノート、雑誌、画集

・掛け軸、屏風、凧、扇子、提灯

・人形

・ランドセル、バッグ、財布、革靴

・仏壇、位牌、仏具

・将棋盤・駒、こけし、木の置物

・皿、花瓶、ランプ、グラス、トンボ玉

・ブローチ、ネックレス、指輪、細工品

・鏡、鏡台

・瀬戸物、茶碗、花器、壺、火鉢、食器

・素焼きの人形、土鈴、土鍋

・鋳物、文鎮、釜、置物、風鈴、ブックエンド

・硯、鉱石見本、碁石、化石、置物

・竹製品(花入れ、箕、扇子、籠、ざる)

・曲げ物製品(曲げわっぱなど)、弁当箱、茶道具、柄杓

・箪笥、家具、テーブル、机、椅子、長持、盆

・笛、太鼓、楽器

・三味線、琴、

・三輪車、自転車、玩具

・藁製品(藁人形、わらじ、蓑、畳、ゴザ)

・紙子、張子、塗傘

・石臼、灯篭

・臼、杵、木製品

・ケズリカケ、白木の櫛

・桶、樽

・菅笠、行李、籐椅子、家具

・看板、盆

・獅子頭、人形、面

・農耕具、大工道具、包丁

・津波をかぶった昆虫標本の修復

■美術工芸品・歴史資料・文化財などの救出と修理

・和紙でつくられた資料、古文書、手紙、文書資料

・絵画や書跡

・掛け軸、巻子

・襖障子、屏風

・障壁画

・仏像、木彫

・漆工品(加飾なし)、彫漆、沈金など

・螺鈿漆器、蒔絵漆器

・小袖、能装束、狩衣、陣羽織、幡

・土中から発見された金属製品、銅銭、古美術品など

・発掘された土器・陶磁器(焼物)・埴輪

・保存処理された出土木工品

・絵馬(板絵、看板)

・写真(プリント)

・油彩画

・水彩画、スケッチ

・琥珀製品、数珠

・鼈甲

・日本刀

■大規模自然災害から大切な品々・文化財を守るために

(中略)

付記 災害救済・修復支援ボランティアの健康管理マニュアル

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『動産文化財救出マニュアル 思い出の品から美術工芸品まで』

編 者: 動産文化財救出マニュアル編集委員会(*)

発行日: 2012710

発行所: ㈱クバプロ

http://www.kuba.co.jp/

判 型: A5判、258

定 価: 2,800円(税別)

 

 

 

*動産文化財救出マニュアル編集委員会

内田俊秀(京都造形芸術大学)<委員長>

奥村 弘(神戸大学)

村上 隆(京都国立博物館)

森田 稔(九州国立博物館)

 

(執筆者)

伊丹市昆虫館

伊藤由美(神奈川県立近代美術館)

植田直見(元興寺文化財研究所)

宇佐美直秀(宇佐美松鶴堂)

内田俊秀(京都造形芸術大学)

大林賢太郎(京都造形芸術大学)

岡 泰央(岡墨光堂)

奥村 弘(神戸大学)

木島隆康(東京芸術大学)

北村 繁(北村昭斎工房)

坂本雅美(紙本保存修復)

佐藤大介(東北大学)

高橋利明(楽浪文化財修理所)

建石 徹(文化庁)

伊達仁美(京都造形芸術大学)

中村晋也(金沢学院大学)

羽鳥幸一(防府市教育委員会)

林 英生(筑波大学名誉教授)

日高真吾(国立民族学博物館)

松下正和(近大姫路大学)

松田泰典(東京文化財研究所)

村上 隆(京都国立博物館)

村田忠繁(九州歴史資料館)

森田 稔(九州国立博物館)

山内 章(一般社団法人 天野山文化遺産研究所)

 

 

 

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