資料保存の現場から: 2010年8月アーカイブ

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今年の全史料協全国大会は1124日(水)・25日(木)の二日間に京都市内で開催されます。今回は大会プレ企画や公開事業など、例年にないプログラムが盛りだくさんです。

概要は下記の通り。

 

テーマ:『わたくしたちのアーカイブズ―めざすべき姿―』

期日: 20101124日(水)・25日(木)

会場: (1)京都テルサ(京都府民総合交流プラザ) 

総会・大会テーマ研究会・公開事業・研修会B~D・交流会

2)京都府立総合資料館 研修会A

主催: 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会

共催: 京都府

内容: (1)総会

2)研修会(A~D)

3)公開事業(ポスターセッション・資料保存ワークショップ・記念講演)

4)大会テーマ研究会(大会テーマ、報告Ⅰ~Ⅲ、全体討議)

5)交流会

6)大会プレ企画(11/20) 

講演「賀茂別雷神社と賀茂川」 橋本政宣氏(東京大学名誉教授・舟津神社宮司)

特別参拝 上賀茂神社本殿・権殿(国宝)

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1124日(水)

研修会A 京都府立総合資料館見学(9001000

沢尾俊和氏(京都府立総合資料館歴史資料課資料主任)

研修会B アーカイブズ入門(10001100

鈴江英一氏(元北海道立文書館・国文学研究資料館史料館)

研修会C 公文書管理『新時代』に向けた取り組み(11101210

岡本信一氏(内閣官房公文書管理検討室参事官)

研修会D 三重県史編さんにおける資料調査と古文書整理(11101210

藤谷 彰氏(三重県史編さんグループ主幹)

研修会A以外は京都テルサで開催。

 

公開事業(無料、どなたでも参加可)-------------------------------------

1)ポスターセッション(12101410

発表者募集中(9/30締切)

2)資料保存ワークショップ(12101410

保存修理事業は、どのような順番で、何をしなければならないのか

3)記念講演 「国宝 東寺百合文書の魅力」(14101510

上島 有氏(摂南大学名誉教授)

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1125日(木)

大会趣旨説明(930945

報告Ⅰ 「近現代史研究と文書館―利用者の立場から一つの文書館論」(9451045

竹永三男氏(島根大学法文学部教授)

報告Ⅱ 「目撃せよ!紙片が宝に変わる瞬間(とき)―

図書館員のアーカイブ資料探検―」(11001200

井上真琴氏(同志社大学企画部)

報告Ⅲ 「公文書館機能の自己点検・評価指標」(試論)(13001400

早川和宏氏(大宮法科大学院大学、調査・研究委員会)

・富永一也氏(沖縄県公文書館、調査・研究委員会)

全体討議「めざすべき公文書館的機能とは?」(14101540

司会 定兼 学氏(岡山県立記録資料館、大会・研修委員会)

    ・森本祥子氏(学習院大学大学院、調査・研究委員会)

閉会行事(15451600

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今回初の試み「ポスターセッション」では、館事業の告知や研究報告などが行え

ます。「資料保存ワークショップ」は、関西に本拠を置き全国的に活躍されている

5団体(*)の事業や保存修理事業の全体像などを紹介します。(文責 神谷)

 

*(財)元興寺文化財研究所、一般社団法人 国宝修理装こう師連盟、

  歴史資料ネットワーク、京都府立総合資料館、京都造形芸術大学 

  日本庭園・歴史遺産研究センター

 

お申込み詳細は、全史料協ホームページに近日中に掲載されます。:

http://www.jsai.jp/index.html

 

 

 

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国立国会図書館月報592号の「図書館で学ぶ 第9回」では「資料保存 その考え方と対策」と題して、全5ページの特集を掲載。"利用のための保存"や"予防的保存対策の重要性"など資料保存の考え方を基本に、保存対策を述べています。

資料の取り扱いの項目では、写真やイラスト入りで資料のハンドリングや劣化予防のためのヒントを紹介。ドライクリーニングや保存容器など、特別な技術や設備の必要がない予防対策についても解説しています。あわせて、財団法人三康文化研究所付属三康図書館(東京都港区)考案の「簡易帙(かんいちつ)」の作り方も図解入りで紹介しています。(文責 神谷)

 

国立国会図書館月報592号(pdf3.21MB):

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/pdf/geppo1007.pdf

 

 

 

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東京都立図書館は、2010729日に「東京都立図書館 資料保存ガイドライン」を公表しました。図書館の原物資料の長期保存を図ることが目的です。今後は、資料保存計画や実際の活動の指針にしていくそうです。

 

ガイドラインの内容は、1.目的、2.資料保存の考え方、3.資料保存の具体的対策などです。具体的対策では、(1)資料保存計画、(2)環境の整備、(3)保護対策、(4)修理、(5)代替保存、(6)利用の制限、(7)普及・啓発、体制などの項目が挙げられています。

 

すでに、中央大学が図書館資料保存総合対策要綱を制定していますが、公共図書館が資料保存ガイドラインを公表することはあまり例をみません。(文責 神谷)

 

東京都立図書館 資料保存ガイドライン(pdf 211KB):

http://www.library.metro.tokyo.jp/15/pdf/15a77.pdf

中央大学図書館資料保存総合対策要綱:

http://www2.chuo-u.ac.jp/library/kitesp.htm

 

 

 

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