資料保存の現場から: 2009年12月アーカイブ

大学図書館研究 86号(2009.8)p2837より 

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著者は筑波大学附属図書館情報管理課に勤務。20087月に英国図書館(BL)のコンサベーション施設British Library Centre for Conservation(BLCC)を訪問し、「書籍や紙資料の表面クリーニングの新手法」と題する5日間のワークショップに参加しました。

目的は、BLCCで行われているコンサベーション事業の実際を見ること、資料保存についての理解を深めること、マイクロソフト社との電子化プロジェクトについて原資料保存の観点から調査することなどです。

レストレーションやコンサベーションからプリザベーションへと変遷してきたIFLA(国際図書館連盟)の資料保存の原則の改訂の歴史をたどりながら、英国図書館の紙資料保存の実情を報告しています。

 

Microsoft 19th Century Book Digitization Project :

19世紀刊行の蔵書約10万冊のデジタル化は200812月にスキャン作業は終了していますが、マイクロソフト社がLive Book Searchと電子化事業から撤退したこともあり、公開方法を検討中とのこと。

 

British Library Centre for Conservation(BLCC) : http://www.bl.uk/conservation

 

『大学図書館研究』第86

2009831日発行 初版1,000

4判 132

財団法人 学術文献普及会

http://www2.ttcn.ne.jp/~a-sdi/

定価:3,570円(税込)

 

 

 

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世界最古の染織品コレクションについて制作技法と修理技術の討議

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飛鳥・天平時代に製作された染色品は「上代裂(じょうだいぎれ)」と呼ばれ、珍重されてきました。東京国立博物館には1,000点を超えるコレクションがあります。今回のシンポジウムでは、英国、米国、中国など各国から研究者や保存科学者、修復家などの専門家を招いて、制作技法や修理技術の討議をします。概要は下記の通りです。(文責 神谷)

 

日時 :20091220() 9:4517:15

会場 :東京国立博物館 平成館大講堂

主催 :東京国立博物館

(プログラム)

1部 古代染織品の技法と特徴

9451000 開会挨拶 銭谷眞美(東京国立博物館長)

10:0010:30 「法隆寺の染織品」 澤田むつ代(東京国立博物館・特任研究員)

10:3011:00 尾形充彦(宮内庁正倉院事務所・保存課調査室長)

11:0011:30 「中央アジアおよび中国の古代染織品 (仮称)Joyce Denney (メトロポリタン美術館・アシスタント・キュレーター)

11:3012:00 「シルクロードの染織品にかかわる中国での最新研究 (仮称)」趙豊(Zhao Feng)(中国絲綢博物館・館長)

 

12:0013:30 休憩

 

2部 古代染織品の分析と保存

13:3014:00 「天然有機染料・顔料の最新分析技術 (仮称)Jan Wouters(元ベルギ-王立文化財研究所 現コンサヴェーション・サイエンティスト)

14:0014:30 「正倉院染織品の染料分析」中村力也(宮内庁正倉院事務所・保存課保存科学室員)

14:301500 「染織品のコンサベーションについて-プリザベーション、調査、発表 (仮称)Dinah Eastop (元サウザンプトン大学 現インディペンデント・コンサルタント)

15001530 「シルクロードの染織品の保存について-大英博物館のスタイン・コレクション (仮称)Monique Pullan(大英博物館・シニア・コンサヴァター)

 

15301600 休憩

160017:00 質疑応答

17:001715 閉会挨拶 小松大秀(東京国立博物館副館長)

 

 

定員 :350(事前申込制)

参加費 :無料(ただし、博物館の展示をご覧になる場合は別途観覧料が必要です)

 

お申し込み詳細は :

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=7194

 

 

 

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