デジタルアーカイブ: 2016年3月アーカイブ

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101回全国図書館大会東京大会の第15分科会(資料保存)は20151016日(金)に国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木)で開催されました。発表者とタイトルは下記の通りですが、講演記録が日本図書館協会の図書館大会のサイトに掲載されました。

 

「デジタル化のリスクに向き合う ~そのデータ、10年後も使えますか?~」

 《基調講演》「デジタルデータの長期保存とその課題」

   本田伸彰氏(国立国会図書館電子図書館課)

 《報告1》「デジタル化データのマイグレーション(移行)について」

    平安名道江氏(東京都立中央図書館)

 《報告2》「長期保存用光ディスクについて」

    竹島秀治氏(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)

 

101回全国図書館大会東京大会 第15分科会(資料保存)の記録のページ:

http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/594/Default.aspx#theme1

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。参加費無料、事前申し込み制、定員60名です。

Wikipedia Wikimedia Commons を利用した、博物館の展示室・収蔵品のオープンコンテンツ化を考えるイベントとのことです。

 

日時: 2016321日(祝・月) 10:00-17:30(開場9:30

場所: 東京工業大学博物館・百年記念館 

 

内容:

10:00〜 開会の挨拶

10:1511:30 <話題提供>

 話題1 福島幸宏氏(京都府立図書館)

 「歴史資料を拓く─制度と慣例のあいだ」

 話題2 南山泰之氏(情報・システム研究機構国立極地研究所情報図書室) 

 「研究・観測データを拓く - 国立極地研究所の取組み」

11:3012:30 <昼食>

12:3017:30

説明1 くさかきゅうはち氏(東京ウィキメディアン会)

 「文化資源をひらくツール─Wikimedia Commons

 説明2 阿児雄之氏(東京工業大学博物館)

 「東工大博物館をひらく─資料のオープンコンテンツ化」

 

ワークショップ 「博物館をひらく─東京工業大学博物館編」

展示案内:阿児雄之、Wikipedia 案内:くさかきゅうはち

Wikipedia に「東京工業大学博物館」ページを作成

Wikimedia Commons に展示室、収蔵品などの写真を集積

・既存 Wikipedia 記事(真空管、ETA10、ロボットなど)に写真を追加

終了後に懇親会もあります。(希望者のみ、予算5,000円)

 

お申込み詳細は:

http://www.cent.titech.ac.jp/SpecialExhibitions_event/ScienceCafe/cn117/pg1145.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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下記の通り、東京と金沢の2か所で開催されます。

参加費無料。定員200名です。

 

■東京会場

日時: 平成28324日(木) 13301730(開場1300

場所: コクヨホール

     東京都港区港南1-8-35

■金沢会場

日時: 平成28326日(土) 13001700(開場1230

場所:   金沢工業大学 6号館 酒井メモリアルホール

  石川県野々市市扇が丘7-1

 

 

プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

東京会場  3/24(木)

 13:0013:30  受付

13:3013:35  開会挨拶 

 加藤 敬(文化庁文化部芸術文化課長)

13:3514:20  基調講演

 田良島 哲(東京国立博物館 博物館情報課長)

14:3014:55  事例報告①

文化庁アーカイブ中核拠点形成モデル事業についての報告

14:5515:15 事例報告②

中川 裕美( 公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

15:1515:35 事例報告③

金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター) 准教授)

15:3515:55 事例報告④

土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

16:0516:50 対談

 川口 雅子(国立西洋美術館 学芸課情報資料室長)

 生貝 直人(東京大学附属図書館新図書館計画推進室・大学院情報学環特任講師

 東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター特別研究員)

16:5017:30 ポスターセッション・交流会

 

 

金沢会場 3/26(土)

 12:3013:00  受付

13:0013:05 開会挨拶 

 小林 正浩(文化庁文化部芸術文化課課長補佐) 

13:0513:50  基調講演

 竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)

14:0014:20  事例報告①

村上 隆(京都美術工芸大学教授、高岡市美術館館長)

14:2014:40 事例報告②

中川 裕美( 公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター調査主任)

14:4015:00 事例報告③

金子 貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構(アート・リサーチセンター) 准教授)

15:0015:20 事例報告④

土屋 紳一(早稲田大学演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)

15:3516:20 対談

 竺 覚曉 (金沢工業大学教授、同ライブラリーセンター館長、同建築アーカイヴス研究所長)

 桂 英史(東京藝術大学大学院映像研究科

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お申込み詳細:上記の「プログラム部分」は一両日中にウェブサイトに掲載されるとのことです。

http://archive-sympo.jp/

(文責 秋田)

 

 

 

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一般社団法人電子情報通信学会が発行する「電子情報通信学会誌」の平成2712月号が電子データの長期保存を目的とした「超長期保存メモリ・システム」を特集しています。

 

電子データの、50年またはそれ以上の数百年~1000年といった長期保存技術はまだ確立されていません。現在、電子データの長期保存の唯一の方法は、マイグレーションです。コンピュータなどのハードウェアやソフトウェアの世代交代に合わせて電子データを新しいシステムに移し替えていく方法ですが、長い年月ではデータ量の増大に伴う維持コスト負担の問題が懸念されています。

 

マイグレーション以外の方法は、各国でさまざまな研究がされていま。(下記)

「電子情報通信学会誌」が特集しているのは日本国内で開発中の「超長期保存メモリ・システム」です。近年大容量化による普及が著しい「フラッシュメモリ」、長い年月では劣化しやすい電極を廃した「半導体ロゼッタストーン」、「石英ガラスを用いたメモリ」などを取り上げています。

 

特集の主な内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「小特集 超長期保存メモリ・システムへの挑戦」

小特集編集にあたって 編集チームリーダー 渡辺正裕

1.ディジタルデータの長期保存における課題と戦略  石原 直

2.長期保存メモリ・システムのニーズとインパクト

 2-1 国立国会図書館における電子情報の長期保存 本田伸彰

 2-2 超長期保存メモリ・システムの社会的インパクトを見積もる 江連三香

3.超長期保存メモリ実現へ向けた基礎的課題と研究開発の現状

 3-1長期保存へ向けた半導体メモリの課題と展望 竹内 健

3-2 半導体ディジタルロゼッタストーン 黒田忠広

3-3光技術から超長期保存メモリへのアプローチ

   渡部隆夫、今井 亮、塩澤 学、森 重喜、下間靖彦、

   坂倉政明、三浦清貴、渡辺康一

4.意味理解を保障するメモリ・システムの構築へ向けて 小林敏夫

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「電子情報通信学会誌」平成2712月号 Vol.98 No.12

 

発行: 一般社団法人 電子情報通信学会

発行日: 平成2712月1日

判型: A4判、107

価格: 2,505円(税別)

https://www.ieice.org/jpn/books/kaishi.html

 

 

 

(参考)

国内外で研究されている「電子データの長期保存」の例

"Digital vellum"

グーグル副社長のヴィント・サーフ氏らが提唱しているバーチャルマシーンによる長期保存。ハードウェアのエミュレーションやOSの搭載をする。コンテンツとアプリケーション、OSX線スナップショットを一緒に保存。(2015年~)

https://www.cmu.edu/silicon-valley/news-events/dls/2015/cerf-news.html

"The Rosetta Project" 1万年の保存を目指している。

The Long Now Foundation'sという団体が提唱。直径3インチのニッケルディスクにデータをエッチングする技術。1枚のディスクに14,000ページの情報を記録できる。200倍の顕微鏡があれば中身を読み取れるため、電源や特別な装置が不要でもある。5090%の言語は次の世紀に失われるだろう、との予測のもとに言語的情報も保存することを目標としている。(2002年~)

http://rosettaproject.org/

・「100万年後も読み取れるハードディスク」

フランスの放射性廃棄物管理機関(ANDRA)が研究主体。放射性廃棄物の埋め立て場所を記録するために開発したもの。工業用サファイアのディスクにプラチナで情報を刻み込む技術。倍率の高い顕微鏡があれば読み取れる。(2012年~)

http://www.sciencemag.org/news/2012/07/million-year-hard-disk

http://www.andra.fr/

・「フラッシュメモリ」

Johns Hopkins Universityが研究主体。相変化メモリにダイヤモンドを使用することで大容量のデータを記録することができるもの。(2012年~)

http://www.computerworld.com/article/2503753/emerging-technology/researchers-use-diamonds-to-boost-computer-memory.html

https://www.jhu.edu/

・「DNA保存」 1000年以上の保存を目指している。

ETH Zurich's Department of Chemistryが研究主体。DNAをシリカで包んでデータを保護する技術。(2015年~)

https://www.ethz.ch/en/news-and-events/eth-news/news/2015/02/data-storage-for-eternity.html

・「DNA保存」 1000年以上の保存を目指している。

EMBL-European Bioinformatics Institute (EMBL-EBI) が研究主体。DNAを断片化しデータを貯蔵する技術。(2013年~)

http://www.ebi.ac.uk/about/news/press-releases/DNA-storage

・「DNA保存」 1000年以上の保存を目指している。

Harvard's Wyss Institute が研究主体。DNA分子にデータをコード化して保存する技術。(2012年~)

http://www.extremetech.com/extreme/134672-harvard-cracks-dna-storage-crams-700-terabytes-of-data-into-a-single-gram

・「石英ガラス」 138億年保存が可能。

英サウサンプトン大学が研究主体。超高速レーザを使用して石英ガラスにデータを刻む技術。(2013年~)

https://wirelesswire.jp/2016/02/50361/

・「石英ガラス」 数億年の保存が可能。

日立製作所が開発中。石英ガラスにフェムト秒パルスレーザーで記録を行うもの。(2012年~)

http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/09/0924.html

・「超長期保管メモリ」 1000年以上の保存を目指している。

神奈川大学 理学部の小林敏夫教授らが提唱。201510月からはJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)のCRESTに採択され、中央大学の竹内健教授が研究代表者となった。(2006年~)

http://sigarc.ipsj.or.jp/Presentation/arc185_icd-kobayashi.pdf

https://www.colabory.com/grants/gsd008_01/index?no=179324

 

文責 神谷)

 

 

 

 

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