文献: 2016年11月アーカイブ

eigatoiu.jpg

 

筆者は東京国立近代美術館フィルムセンターの主任研究員です。映画のフィルム、関連資料の収集・保存や上映企画の運営、映画教育などに携わり、映画展覧会のキュレーションを担当しています。

本書は、映画のアーカイブを担ってきた著者による「物質としての映画」にまつわるエッセイ集です。

「モノ」としての映画フィルムやチラシ、パンフレットなどの関連資料の保存について国内外での豊富な経験を語っています。映画保存協会の理事の石原香絵氏や映画評論家の蓮見重彦氏との対談も収録しています。

 

主な内容は・・・

はじめに 生まれたからには、すべて映画は映画

■第一章 なぜ映画を守るのか

すべての映画は平等である

「映画を守ろう」と言ったのは誰?

日本では映画は保存しないようです、とアラン・レネは言った

映画が危険物だったころ

地域映像アーカイブの可能性

映画は牛からできている

映画館を知らない映画たち

"私たち"の映画保存に向かって 対談:石原香絵

■第二章 フィルム・アーカイブの眼

映画は密航する

映画は二度生まれる

観たことのない映画に惚れた話

いまなぜ映画館が必要なのか

ジョナス・メカスの映画保存所に行った

寝た映画を起こそう

映画を分かち合うために

■私のシネマテーク修業日記 ノンフィルムの巻

■第三章 映画保存の周辺

小さな画面、大きな画面

ある映画館の100年 ノスタルジーを超えて

我らが「紙の映画」?チラシとパンフレット礼讃

映画はなくても映画史は立ち上がる

3D映画、敗北の歴史

■シネマテークの淫靡さをめぐって 対談:蓮實重彦

 

『映画という《物体X》 フィルム・アーカイブの眼で見た映画』 

著者: 岡田秀則

発行日: 2016923

発行所: 立東舎

http://rittorsha.jp/items/16317404.html

発売: ㈱リットーミュージック

判型: 四六判、256

定価: 1,800円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

161120_1633_001.jpg

 

宮城県考古学会は、津波や洪水などの自然災害の痕跡が見られる県内遺跡を調査し一冊にまとめました。初版2000部で、県内の学校や図書館に1000部配布し、残部を頒布しています。A457ページ、フルカラーで販売価格は500円(送料別)です。

 

「本書を編んだ目的は、まさに、今後、必ずやってくる巨大自然災害の被害を可能な限り減らすための一助に、考古学からの災害史研究が役立ってほしいとの願いからなのです。」(「はじめに」より)

 

主な内容は、

はじめに

Ⅰ地中からの災害メッセージ

1.     巨大津波がやってきた

2.     大地に刻まれた地震の痕跡

3.     火山噴火がもたらしたもの

4.     洪水に襲われた

5.     貞観地震の復旧瓦をつくった新羅人

Ⅱ東日本大震災と文化財

おわりに

 

(関連情報)

宮城県考古学会では「平成28年度宮城県遺跡調査成果発表会」を開催します。

日時: 平成281211日(日) 1000

会場: 東北歴史博物館講堂(予定)

どなたでも参加可能とのことです。

 

詳細は:

http://www.m-kouko.net/

(文責 神谷)

 

 

 

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

10161120.jpg

 

国立民族学博物館がSpringer Open Choiceで研究論文"New Horizons for Asian Museums and Museology"(英文)を刊行しました。インターネット環境があれば無料で全文(204頁)を閲覧できます。邦題は『アジアにおける博物館・博物館学の新しい展開』です。編集は園田直子教授(保存科学)です。

 

本書は、20年に及ぶ国立民族学博物館が行ってきた国際協力について、日本やタイ、ミャンマー、モンゴルなどの事例をもとに発展、成熟するアジアの博物館の現状を紹介しています。

日本側の執筆陣は、須藤健一館長、園田直子教授(保存科学)、吉原信一氏(国際協力機構)、森田恒之名誉教授です。

 

主な内容は:

Preface

Ken'ichi Sudo

Introduction: Twenty-Year of International Cooperation for Museums and Museology

            Naoko Sonoda

Part: Asian Museum Today

       Nu Mra ZanDepartment of Archaeology and National Museum , Ministry of CultureMyanmar

Part: Museums in the Info-Age

       Galbadrakh EnkhbatCenter of Cultural HeritageMongolia

Part: Balance Between Conservation and Access for Museums

        Aye Aye Thinn

Part: Museums and Local communities

        Nitaya Kanokmongkol

Part: Museums and International Cooperation

        Shinichi Yoshihara

Part: Afterword 

        Tsuneyuki Morita

 

Springer Open Choiceとは学術出版社のSpringer社が開始したオープンアクセスサービスです。

インターネットで全文を無料で閲覧できるシステムです。

 

"New Horizons for Asian Museums and Museology":

http://link.springer.com/book/10.1007%2F978-981-10-0886-3

(文責 神谷)

 

 

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

20709.jpg

 

筆者の吉川也志保氏は一橋大学の特別研究員です。平成27年より、日本建築学会 文化財の保存と活用のための環境制御WGの調査委員もつとめていらっしゃいます。

 

「資料の保存環境の調整について」は雑誌「書物學」第9巻の1720ページに掲載されています。

資料の保存環境について、ICOM(国際博物館協会)やIIC(国際文化財学会)IFLA(国際図書館連盟)、ISO(国際標準化機構)などの基準や原則などの変遷をもとに、保存環境の近年の事例などについて述べています。

 

「書物學」第9

刊行年月: 201610

判型: B5判、並製、112

発行: 勉誠出版

http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100657

定価: 1,500円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

161111_1525_001.jpg

 

オフィスや文化施設関連設備の製造・販売をしている㈱金剛が情報誌「PASSIONVOL.38(A4 40ページ)を発行しました。今号の特集は「平成28年熊本地震」です。熊本地震は今年414日に発生し、2日後に震度7の本震が発生しています。熊本市に本社・工場を置く同社も被災し、復旧もままならない中で本誌を編集したそうです。

 

主な内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

01巻頭特集 平成28年熊本地震 震災資料を次世代へ 災害から生まれるもの

                     ―新たな郷土史の萌芽

                  宮脇薫子(金剛㈱ 社長室)

02図書館 インタビュー "図書館のプロ"として地に足がついた復旧作業

                   奇をてらわず、図書館の役割をしっかりと

               白浜香織(熊本市立城南図書館)

              津村秀夫(熊本市立城南図書館)

              北嶋千夏(熊本市立城南図書館)

03図書館 インタビュー 地震から得た学び 

                  震災時に取るべき図書館職員のアクションとは何か

                笠 彩子(熊本大学附属図書館)

                 田中まゆみ(熊本大学附属図書館)

                廣田 桂(熊本大学附属図書館)

                大木 綾(熊本大学附属図書館)

04図書館 インタビュー 日常業務の延長線上に見えた、災害時の図書館の役割 

                 収集・整理・分類・公開―情報を届けるプロがいる場所

              宮野 薫(大津町立おおづ図書館)

05図書館 インタビュー 県下図書館の被災・復旧の概況と今後の教訓について 

                有事にこそ見えてくる"図書館の価値"

             山田美幸(熊本学園大学)

06文化施設 インタビュー 被災文化財の救援 

    「IPM」から「防災・危機管理」へ

    ~被災文化財を救う県境を越えた平時のネットワーク

           本田光子(九州国立博物館)

07文化施設 インタビュー 熊本に息づく郷土史への自負心 

                熊本史料ネットと被災文化財救援事業

            稲葉継陽(熊本県被災史料レスキューネットワーク代表) 

08公文書館 インタビュー 熊本地震を通じて見えた公文書保全の課題と展望 

              災害に強い地域社会を作り出す公文書の可能性 

          橋本竜輝(天草アーカイブズ)

平成28年熊本地震での自社および自社製品の被害状況について 

         小田部 隆(金剛㈱)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お問い合わせは:

http://www.kongo-corp.co.jp/passion/

(文責 神谷)

 

 

 

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)
株式会社TTトレーディング
デジタルもんじょ箱トップへ

最近のトラックバック

過去の記事