文献: 2015年2月アーカイブ

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本書は、2011年に発生した東日本大震災を契機とした文化財レスキュー活動をもとに書かれたものです。著者は、国立民族学博物館の准教授です。ご専門は保存科学、民俗学です。

 

主な内容は、

はじめに

序章 災害による文化財レスキュー事業は必要か

1節 はじめに

2節 文化財保護法の観点にたった文化財レスキューの意義

   3節 被災地に文化財を残すための文化財レスキューの意義

   4節 小結

1章 災害発生時の文化財の支援活動-救出から応急措置まで

1節 はじめに

2節 文化財等レスキュー事業の概要

   3節 救出活動

   4節 一時保管と整理・記録

   5節 応急措置

   6節 小結

2章 被災文化財から文化財へ-保存修復および恒久保管

1節 はじめに

2節 民俗文化財の保存処理

  3節 能登半島地震で被災した穴水町指定文化財「明泉寺台燈籠」の保存修復

   4節 東日本大震災で被災した民俗文化財の脱塩処理

   5節 一時保管場所の環境改善-気仙沼市旧月立中学校での取り組み

6節 小結

3章 被災文化財を再生する-研究・活用

1節 文化財再生の試み

2節 能登半島地震で被災した穴水町指定「明泉寺台燈籠」の研究

   3節 被災文化財を活用し地域文化の理解を促す試み

4節 被災地における無形民俗文化財への眼差し

5節 博物館展示と被災文化財

6節 小結

終章 終章 未来へ-災害の経験をどのように活かし、どのように伝えるのか

1節 文化財の防災と減災

   2節 ミュージアムの危機管理に関する研究活動

   3節 被災した民俗文化財の応急措置ワークショップの取り組み

4節 結びにかえて

あとがき

 

『災害と文化財―ある文化財化学者の視点から』 

著者: 日髙真吾(国立民族学博物館 准教授)

発行: 一般財団法人 千里文化財団

http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/publication/other/gaibu/150227hidaka

発行日: 2015227

判型: A5判、248

価格: 1,800円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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著者は、東京大学総合教育研究センター非常勤講師、愛知大学非常勤講師です。

インターネットの時代に入って年月が経ちますが、本書は、ネットには大量の情報があふれており、直ちに消費され消滅していっているという現状を危惧して書かれたものです。このままでは現代の記録は残らず、後世から見て記録や歴史遺産が何もない時代になってしまう恐れがあるといっています。

デジタルの時代に入って歴史的記録やテレビのニュース、ホームページなどをはじめとして映画や家族写真、音の保存、芸術作品のアーカイブなど幅広い分野で記録が残らない可能性があるのです。

 

海外のアーカイブの事例や日本における著作権などの法制の問題なども取り上げています。図書館や博物館などが個々に立ち上げているデジタル・アーカイブを統合した欧州のユーロピアーナや日本国内で動き出した「アーカイブ立国宣言」など最近の話題も取り上げています。

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はじめに

第1章      歴史を記録するアーカイブ

東日本大震災とアーカイブ

テレビニュースを保存しよう

昔のホームページはどこに

第2章      文化を記録するアーカイブ

映画を消滅から救う

家族の写真を保存する

音を保存しよう

芸術作品のアーカイブ

第3章      活字を記録するアーカイブ

本をアーカイブする

新聞記事で歴史をひもとく

作られなかった議事録

アカデミズムのアーカイブ

第4章      アーカイブの技術

デジタルデータの技術

アーカイブのネットワークで世界がつながる

第5章      これからのアーカイブ

アーカイブに立ちふさがる壁

デジタルヒューマニティーズのすすめ

エピローグ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために』

ブルーバックス B-1904

著者: 時実象一(ときざねそういち)

発行所: ㈱講談社     

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062579049

発行日: 2015220

判型: 新書判、224

定価: 860円(税別)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(文責 秋田)

 

 

 

 

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同書は、東日本大震災の際に過酷な災害対応を行った国土交通省の東北地方整備局が記したもの。首都直下地震や東海・東南海・南海地震の発生が危ぶまれる中、各地方整備局の指揮官向けに、災害対応の行動規範となる具体的な指針を整理している。(サイトより転載)

日本語版と英語版があります。どちらもダウンロード無料ですが、無料ソフト「Kindle」が必要です。

 

紹介サイト(INTERNET Watch)

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150210_687662.html

日本語版:

http://www.amazon.co.jp/dp/B00S8UXG9G

英語版:

http://www.amazon.co.jp/dp/B00S8UXFU6

(文責 秋田)

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書籍や紙資料などの修復をしている株式会社conservation for Identity(CFID、埼玉県さいたま市)が展示会で配布していた「資料の何をどう残すのか?-保存修復事例集-」が好評のため増刷、希望者に無料送付しています。

 

内容は下記の通りです。

 

・西洋古典籍の保存修復処置

・和装本の保存修復処置

・ステープル綴じ本の保存修復処置

・近現代紙資料の保存修復処置

・企業アーカイブズの保存修復処置

・学校アーカイブズの保存修復処置

・浮世絵版画の保存修復処置

・西洋版画の保存修復処置

・博物館資料の保存修復処置

・西洋古版地図の保存修復処置

 

お申込み詳細は:

http://www.cfid.co.jp/2015/02/02/jirei/

(文責 秋田)

 

 

 

 

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