文献: 2014年11月アーカイブ

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元特種製紙(現特種東海製紙)の宍倉佐敏氏(女子美術大学 特別招聘教授)が「紙の五大発明と洋紙原料の変遷」というタイトルで、(公)紙の博物館が発行する「百万塔」に投稿しています。(p3872)宍倉氏は和紙の研究や繊維分析の専門家ですが、製紙会社勤務時代から行っていた洋紙の分析も長い経験があり、今回は主に特種東海製紙Pamが所蔵する資料の分析結果を書いています。

 

「百万塔」149

発行日: 20141031

発行: (公)紙の博物館

判型: A5判、87

http://www.papermuseum.jp/

定価: 700

 

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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著者は、歴史学者で静岡文化芸術大学 文化政策学部教授(史学)です。

本書は、『朝日新聞』be連載「磯田道史の備える歴史学」(201346日~2014927日)をもとに書籍化されたものです。

東日本大震災以後、地震に関するさまざまな本が出版されましたが、理系の研究者によるものが多く、文系の立場から、歴史上の災害とその教訓について書いたといっています。

 

主な内容は、

まえがき

第1章      秀吉と二つの地震

1.天正地震と戦国武将

2.伏見地震が終わらせた秀吉の天下

第2章      宝永地震が招いた津波と富士山噴火

1.1707年の富士山噴火に学ぶ

2.「岡本元朝日記」が伝える実態

3.高知種崎で被災した武士の証言

4.全国を襲った宝永津波

5.南海トラフはいつ動くのか

第3章      土砂崩れ・高潮と日本人

1.土砂崩れから逃れるために

2.高潮から逃れる江戸の知恵

第4章      災害が変えた幕末史

1.「軍事大国」佐賀藩を生んだシーボルト台風

2.文政京都地震の教訓

3.忍者で防災

第5章      津波から生きのびる知恵

1.母が生きのびた徳島の津波

2.自身の前兆をとらえよ

第6章      東日本大震災の教訓

1.南三陸町を歩いてわかったこと

2.大船渡小に学ぶ

3.村を救った、ある村長の記録

あとがき―古人の経験・叡智を生かそう

索引

 

『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』 

著者: 磯田道史

発行: 中央公論新社

http://www.chuko.co.jp/shinsho/2014/11/102295.html

発行日: 20141125

判型: 新書判、240

価格: 760円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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元国立国会図書館副館長の安江明夫氏(現学習院大学非常勤講師)が「アーカイバル・ボードの開発と普及」というタイトルで、(公)紙の博物館が発行する「百万塔」149号に投稿しています。(p1627

 

本稿は、1980年代に端を発する我が国の書籍の酸性紙問題及び資料の段階的保存と保存容器の普及について、木部 徹氏(現資料保存器材社長)と神谷修治氏(現TTトレーディング テクニカルアドバイザー)らに取材した文章です。同時に中性紙保存箱の先駆者である米国のホリンジャー社の開発の歴史にも触れています。

 

大量にある、酸性紙による紙資料を劣化からまもるための手段として段階的保存(Phased conservation)や保存容器(Protective enclosure)などの考え方があります。(*) 米国を中心として世界に広まったものですが、米国でも現在では図書館の約8割が保存容器を採用しているとのことです。「保存箱は大量の資料群に対しても十分適用可能な資料保存の方策である」と安江氏は述べています。

 

*段階的保存や保存容器については:

http://www.hozon.co.jp/report/other/yasue-no002-archives.html

 

「今、記録しておかないと資料保護用紙の開発の歴史が残らない、と安江さんに言われ、取材にこたえたものです。保護用紙の開発にたずさわり約30年ですが、たいした苦労もせずここまで来られたのは、安江さんや木部さんほか多くの方々に助けられたおかげだと思っています」と神谷は述懐しています。

 

「百万塔」149

発行日: 20141031

発行: (公)紙の博物館

判型: A5判、87

http://www.papermuseum.jp/

定価: 700

 

 

 

 

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NPO法人 映画保存協会が「家庭でもできるフィルム保存の手引き(A4版)」を改訂いたしました。

 

http://filmpres.org/whatsnew/4851/

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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本書は、主に1900年以降の紙本作品の修復のうち、とくに「補彩」について、歴史的、倫理的、実用的な側面から解説している専門書です。著者はティナ・グレッテ・プールソンで、ノルウェーのオスロ・ナショナル・ギャラリー(現オスロ国立美術館)で保存修復の実習をしていたときに書いた論文に彼女が修正を加えたものです。現地の言葉では一部の人しか利用できないので、あえて英語で出版したそうです。

 

翻訳は、国宝装こう師連盟の工房の一つ、岡墨光堂です。同社の創立120周年の記念事業として、社内の有志が杉下 彩氏(元日本銀行金融研究所アーカイブ)の協力のもと翻訳をしました。監訳を㈱プリザベーション・テクノロジーズ・ジャパンの鳥海(大竹)秀美氏が担当しています。

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第1章      はじめに

2章 紙本絵画の補彩の歴史

3章 紙本絵画作品と歴史意識

4章 補彩の倫理

5章 補彩と復元の実際

6章 結び

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

RETOUCHING OF ART ON PAPER 紙に描かれた芸術作品の補彩 修復は紡ぎだす詩』

著者: ティナ・グレッテ・プールソン

監訳: 鳥海秀美

翻訳: 岡墨光堂、杉下 彩

発行日: 201496

判型: A5判、207

発行者: 美術の図書 三好企画

http://homepage3.nifty.com/miyoshi-kikaku/book.html

価格: 2,800円(税別)

(文責 秋田)

 

 

 

 

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