文献: 2014年3月アーカイブ

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神庭氏は東京国立博物館の学芸研究部資料保存課長です。15年前から同館に勤めるようになり、取扱い資料の点数が多いこと、収蔵庫や展示室も改善の余地があることなど、複雑に問題を抱える博物館業務の中から「臨床保存学」が生み出されたといいます。

 

本書は、臨床保存学に基づいて博物館における資料保存、保存環境の改善や修理保存、保存教育、環境保護と博物館などについて解説しています。著者は臨床保存学を東日本大震災後の被災資料の保全という実践にも活かしているそうです。

 

はじめに

1 章 博物館における資料保存の意義

1 節 文化財資料に求めるもの

2 節 保全をおびやかすリスクとは

3 節 臨床保存学の必要性

4 節 職業倫理

5 節 資料保存を支える専門家

2 章 環境と資料の状態診断

1 節 資料の保存公開と環境の関係

2 節 環境をモニタリングして状態を評価する

3 節 資料の調査診断と記録

3 章 環境と予防保存

1 節 環境を改善して資料を保全する

2 節 博物館資料を安全に輸送する

3 節 保存箱で安全な環境をつくる

4 章 劣化と修理保存

1 節 修理を行う前に状態を調査する

2 節 対症修理と本格修理の役割

3 節 修理報告書を作成する

4 節 本格修理の事例

5 章 教育と普及

1 節 保存活動の公開

2 節 保存教育

6 章 環境保護と博物館の役割

1 節 低炭素社会との共存

2 節 自然災害への対応

3 節 環境と調和する資料保存

 

『博物館資料の臨床保存学』

著者: 神庭信幸

発行: 武蔵野美術大学出版局

http://www.musabi.co.jp/books/463014/

判型: A5判、248

定価: 2,000円(税別)

発行日: 201441

(文責 秋田)
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アカデミック・リソース・ガイド㈱が雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド」第6号を発行しました。東日本大震災と図書館を特集しています。主な内容は下記の通りです。

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(特別寄稿) 東日本大震災と図書館――図書館を支援するかたち 熊谷慎一郎(宮城県図書館)

 図書館協力・支援に携わっている経験から、東日本大震災後の宮城県内の公立図書館の活動などを紹介しています。

(特集) 図書館で学ぶ防災・災害 嶋田綾子(ライブラリー・リソース・ガイド責任編集者)

45軒の図書館や類似施設における災害に関連した展示を中心にした情報発信の取材記事です。

(司書名鑑)

No.2 谷合佳代子(公益財団法人大阪社会運動協会・大阪産業労働資料館「エル・ライブラリー」)

2008年に大阪府労働情報総合プラザが閉鎖され、その後補助金なしでエル・ライブラリーを立ち上げた人を取材しています。

 

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季刊「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」第6号/2014年 冬号

発行日: 2014228

発行所: アカデミック・リソース・ガイド㈱

https://www.facebook.com/LRGjp

判型: A5判、158

定価: 2,625円(税込、年間購読料10,500円)

(文責 秋田)

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