文献: 2013年8月アーカイブ

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神戸大学大学院 人文学研究科 地域連携センターは、阪神・淡路大震災における歴史資料保全活動を契機として2003年に設立されました。本書は、地域連携センター10年の活動をまとめたものです。

「第Ⅰ部は、地域歴史遺産という考え方が生まれる現代日本の地域社会と歴史文化のあり方を論じたものである。第Ⅱ部は地域歴史遺産として、次世代に伝えていく人々の姿を、「素材」である歴史資料の中に想定しながら、地域歴史資料を理論的・実践的に研究していく方法を考察する。第Ⅲ部は、第Ⅱ部とは逆に、地域歴史遺産や地域歴史資料学に関係する「人々」に注目することによって、現代日本の地域社会の重要な部分である地域歴史文化をいかに展開させていくかという実践的な課題を考察するものである。」(序から抜粋)

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

序章 地域歴史遺産という可能性

─豊かな地域歴史文化の形成のために─ 奥村  弘

 

第Ⅰ部 地域社会の変容と「地域歴史遺産」

第1章 地域歴史資料学の構築にむけて三村 昌司

第2章 市町村合併の現状と課題 岡田 知弘

第3章 地域社会における歴史系博物館の役割 古市  晃

第4章 自治体史編纂事業の役割を考える 村井 良介

第5章 戦後郷土史のなかの地域歴史遺産

 ─生野町史談会の挑戦 添田  仁

 

第Ⅱ部 「地域歴史資料学」の広がり

第1章 災害と地域歴史資料 坂江  渉

第2章 風水害からの歴史資料保全 河野 未央

第3章 現代資料論

 ─震災アーカイブ構想をてがかりに 佐々木和子

第4章 地域歴史遺産としての公文書 佐々木和子

第5章 地域の中の世界史 大津留 厚

第6章 地域における伝統企業の史料と活用

 石川 道子

第7章 地域博物館の展示

 ─武井報效会百耕資料館の展示を題材に

 森田 竜雄

第8章 地域文献資料の活用 木村 修二

 

第Ⅲ部 「地域歴史遺産」「地域歴史資料学」を担う人びと

第1章 「在野のアーキビスト」論と地域歴史遺産 大国 正美

第2章 市民とともに伝える地域の歴史文化

 ─兵庫県丹波市での取り組み─ 松下 正和

第3章 住民と協働した自治体史の編纂

 ─香寺町史の場合 大槻  守

第4章 地域博物館の地域における活動 大村 敬通

第5章 地域文書館論 辻川  敦

第6章 地域歴史遺産の保全・活用における中学・高校教員の役割

 河島  真

第7章 地域の歴史文化と大学の役割

 ─地域連携センターの取り組み

 坂江  渉

第8章 地域歴史文化を保全・継承できる人材の育成 坂江渉

村井良介

終章 地域歴史遺産と地域連携活動 市沢  哲

 

[コラム]

市町村合併と史料保全                        村上  岳

自治体史編さんの果実と「その後」                 印藤 昭一

郷土史団体の現在                          飯澤 文夫

絵図・地図を考える                          藤田 裕嗣

尼崎市富松のまちづくり                       善見 壽男

 

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『「地域歴史遺産」の可能性』

編者: 神戸大学大学院 人文学研究科 地域連携センター

発行日: 20137月、初版1,000

発行: 岩田書院

http://www.iwata-shoin.co.jp/

判型: A5判、492

定価: 4,800円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

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