文献: 2011年7月アーカイブ

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本書は、文化財保護法施行60周年記念事業として、20105月に京都国立博物館で開催されたシンポジウム『美を伝える』をもとに出版されたものです。国宝や重要文化財などの修理がどのように行われているのかを紹介。文化財の修理は、目立たないようにするのが通例ですが、一点ずつの作品解説とともに、調査・修理方針・修理工程を一般の方にもわかりやすい言葉で解説しています。(文責 神谷)

 

おもな内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1部 美の修理

 これまでに行った修理例(彫刻、屏風、掛け軸、障壁画、巻子、文書、染織、模写)

2部 修理とは何か 村上 隆(京都国立博物館 学芸副部長)

 文化財修理がなぜ必要なのか?をわかりやすく説明

3部 材料と技術

 修理に必要な道具や材料、科学調査の紹介

コラム

 「平等院 護り、伝える、ということ」 平等院 神居文彰 住職

 「選定保存技術者」廣信織物有限会社・西村彌兵衛商店

 「これからの文化財修理がめざすもの」 京都国立博物館館長 佐々木丞平

 

用語集

基本的な構造と修理の手順

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『美を伝える―京都国立博物館文化財保存修理所の現場から』

編者: 京都国立博物館

判型: 200220mm、128

発行: 京都新聞出版センター

定価: 1,800円(税別)

 

『美を伝える―京都国立博物館文化財保存修理所の現場から』:

http://www.kyoto-pd.co.jp/pub/detail.php?pid=261

 

 

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図書館の保管や物流システムなどのメーカー日本ファイリング㈱(千代田区)が発行する機関誌「Better Storage 182号(201171日発行)に、同社の真空加温乾燥・滅菌処理技術が紹介されています。同社が開発した脱酸処理装置を応用したものです。東日本大震災で被災した文書や書籍の救助・再生に有効といわれています。

 

従来、水害などで被災した文書資料は、真空凍結乾燥法が再生の手段でした。いったん凍結させた紙資料を、真空中で水分を蒸発させるという方法です。真空凍結乾燥法では紙の組織を破壊しないため、多くの被災資料に採用されてきました。

 

一方、同社の真空加温乾燥・滅菌処理技術によれば、45日で処理が完了、真空凍結乾燥法より処理時間が早く、コストも安くなるという説明です。海水に浸かった資料も、事前に水洗処理すれば再生可能ということです。(文責 神谷)

 

Better Storage」(購読無料)の詳細は:

http://www.nipponfiling.co.jp/products/publishing/

 

 

 

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「博物館研究」は財団法人 日本博物館協会が発行する月刊機関誌です。20117月号では資料保存の実践を特集しています。資料の収集、保存、活用は博物館の主要な活動の一つですが、保存業務は一般の目に触れることが少ないと思われます。今回の報告は、IPM(Integrated Pest Management、総合的有害生物管理)を中心にした環境管理や増え続ける資料の整理、鉄道資料の保存などについて各館の学芸員が執筆しています。

主な内容は下記の通り。

・巻頭エッセイ 博物館資料の保存―人文系博物館での取組み 三輪嘉六

・総合博物館における資料保存の取り組み―徳島県立博物館を例として 魚島純一

・北海道開拓記念館における資料管理の現場 杉山智昭

・増加し続ける標本/減り続ける収蔵スペース―大阪市立自然史博物館における昆虫標本保管 初宿成彦

・静岡県立美術館の保存業務 新田建史

・鉄道博物館における資料保存と展示 松久謙一 五十嵐健一

 

「博物館研究」

5判、約80ページ

編集発行 財団法人 日本博物館協会

一冊1,660円。(送料込)  年間購読料は、送料込で12,600円。

お問い合わせは:

http://www.j-muse.or.jp/jams/jamosirase.html

(文責 神谷)

 

 

 

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雑誌「Pen」7/15号(7/1発売)が、「読めばもっと楽しくなる 美術館の秘密」を特集しています。ルーヴル美術館やMoMA(ニューヨーク近代美術館)など海外美術館の最新情報ほか「表舞台を支える、知られざる立役者たち」と題し、キュレーターや展示デザイナー、照明デザイナーなどをレポート。美術館の施工会社や図書館員ほかも記事にしています。「保存修復」のページでは東京国立博物館の保存修復課長の神庭信幸氏を取材。現代の保存修復の仕事について紹介しています。(文責 神谷)

 

「Pen」:

http://pen.hankyu-com.co.jp/

 

 

 

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Paper house「紙の温度」(名古屋市)が、小冊子「和紙用語集」(全29ページ)を出版しました。企画編集は宍倉ペーパー・ラボ(沼津市)の宍倉佐敏氏と元国立歴史民俗博物館の外来研究員の渡辺 滋氏です。内容は、和紙にかかわる90の用語解説。2010年の国立歴史民族博物館研究報告の論文「国立歴史民俗博物館蔵 古文書・古典籍料紙の調査」 http://p.tl/LC13 がベースになっています。

 

「紙の温度」では、一冊630円(税込)で販売していますが、今回、同社のご好意で50冊いただきました。希望者の方に先着順、無償で郵送いたします。

「和紙用語集希望」として、送り先の住所、お名前などを下記メールアドレスへ連絡ください。(文責 神谷)

 

特種紙商事:

shop-tpm.tt-paper.co.jp  (@を半角に変換してください)

 

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「和紙用語集」を編集した宍倉氏は『古典籍 古文書 料紙事典』も執筆、7/20に八木書店から発売の予定です。http://p.tl/LC13

 

八木書店 出版部:

http://www.books-yagi.co.jp/pub/index.htm

 

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『古典籍 古文書 料紙事典』の出版記念セミナーが「紙の温度」で下記の通り開催されます。

定員20名、参加費無料です。

日時: 812日(金) 13301500

会場: 紙の温度 2F オープンスペース

お申込み詳細は:

https://www.kaminoondo.co.jp/papiest/infomage_3.html

 

 

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