修復: 2016年9月アーカイブ

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歴史資料ネットワークのブログが絵画修復家の田口かおりさんによる「1966114日、フィレンツェ」の連載の第7回が歴史資料ネットワークのブログに掲載されました。

 

7回「修復家たちの奮闘[3]:ウンベルト・バルディーニとヴィットリオ・グランキ」(後編--「支持体の構造の強化」そして「補彩」へ)

作品《十字架降下》の支持体の構造の強化と補彩について述べられています。

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-07/

 

 

過去の連載は以下の通りです。

•はじめに

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-00/

•第1回「前夜―113日」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-01/

•第2回「あふれた川―11月4日」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-02/

•第3回「天使の誕生―115日」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-03/

•第4回「荒れ果てた聖堂、水浸しの作品群、涙―11月6日からの闘い」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-04/

•第5回「修復家たちの奮闘[1]:ウンベルト・バルディーニとウーゴ・プロカッチ(前編)」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-05/

•第6回「修復家たちの奮闘[2]:ウンベルト・バルディーニとヴィットリオ・グランキ」

http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-06/

(文責 秋田)

 

 

 

 

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京都市にある古刹 栂尾山高山寺に伝わる国宝「鳥獣人物戯画(略称 鳥獣戯画)」全4巻は、平安時代末期以降に複数の作者によって描かれたものと言われ、現存する最古の漫画ともいわれています。「鳥獣戯画」は、平成21年度から4年間にわたり全面修理されました。修理をしたのは、京都国立博物館内に工房を置く、国宝装こう師連盟の株式会社岡墨光堂です。「鳥獣戯画」は、平成26年秋の京都国立博物館を皮切りに全国で巡回展も開催されました。

本書は図版が豊富で、単に修理の記録だけでなく、今回の修理によっていくつかの新たな知見についても述べられています。

 

主な内容は、

発刊にあたって髙山寺山主 小川千恵

序文(見開き)京都国立博物館館長 佐々木丞平

図版編

甲巻

乙巻

丙巻

丁巻

鳥獣人物戯画四巻全体構成

 

修理概要 料紙の損傷―折れ・皺

修理概要 料紙の損傷―毛羽立ち・浮き・汚れ

修理概要 表紙・見返しの損傷

修理概要 修理後の仕様

修理概要 「鳥獣人物戯画」と「華厳宗祖師絵伝」の旧仕様

修理概要 「鳥獣人物戯画」内箱の意匠

修理概要 「華厳宗祖師絵伝」内箱の意匠

修理概要 修理工程

修理概要 料紙の紙質検査―料紙繊維写真

修理概要 損傷図面

修理概要 料紙一枚の状態での観察

修理により得られた新知見 甲巻―前半と後半の料紙の違い

修理により得られた新知見 甲巻―切り離された料紙

修理により得られた新知見 甲巻―料紙の表・裏

修理により得られた新知見 乙巻―料紙の表・裏

修理により得られた新知見 乙巻―切断された料紙

修理により得られた新知見 乙巻―裏返っていた料紙

修理により得られた新知見 乙巻―第十二紙裏面に描かれた鷹

修理により得られた新知見 丙巻―もとは料紙の両面に描画されていた

修理により得られた新知見 丙巻―もとは料紙の両面に描画されていた

修理により得られた新知見 丙巻―簀目から分かること

修理により得られた新知見 丙巻―毛羽立ちと汚れから分かること

修理により得られた新知見 丁巻―墨痕の認められる旧補修紙

修理により得られた新知見 紙継下に隠れていた描写

修理により得られた新知見 紙継下の数字

修理により得られた新知見 「髙山寺」朱文長方印の種類と捺印状況

修理により得られた新知見 東京国立博物館所蔵本断簡の調査

修理により得られた新知見 MIHO MUSEUM所蔵本甲巻断簡の調査

修理により得られた新知見 MIHO MUSEUM所蔵本丁巻断簡の調査

参考 鬼原論文参考図版

 

論考編

国宝鳥獣人物戯画修理報告

 はじめに―装潢師の立脚点 岡岩太郎

 修理概要と新知見 大山昭子

 装潢修理現場でおこなわれる紙質検査について 岡岩太郎

国宝「鳥獣人物戯画」の保存修理

  ―文化財保存、及び美術史的観点から鬼原俊枝

「鳥獣人物戯画」の料紙について 湯山賢一

国宝「鳥獣人物戯画」甲巻における現状変更(錯簡訂正)の

   検討について朝賀浩

あとがき 鬼原俊枝

 

『鳥獣戯画 修理から見えてきた世界―国宝 鳥獣人物戯画修理報告書』 

監修:高山寺 

編集: 京都国立博物館 

発行: 勉誠出版

http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100625

発行日: 2016920

判型: B5判、256

価格: 10,000円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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下記の通り開催されます。入場無料です。

 

会  期: 2016109日(日)~16日(日)

会  場: 旧平櫛田中(ひらくしでんちゅう)邸アトリエ

       110-0002 台東区上野桜木2-20-3

開催時間: 11001700(最終日は1600まで)

 

参加者:

油絵修復 武田恵理・中右恵理子

建造物保存活用 もば建築文化研究所 梅田太一・中村文美

紙本・写真修復 白岩修復工房 白岩洋子

染織品修復 山崎真紀子

地域文化財保存修復の支援 ㈱文化財マネージメント 宮本晶朗

長期保存容器の製造販売 ㈱資料保存器材

展示企画・陶磁器の調査研究 ㈱森企画 森由美・松田佳代

陶磁器修復 陶磁器修復たま工房 北野珠子・鈴木りん

東洋書画修復 伝世舎 三浦功美子・嶋根隆一

文化財保存支援 NPO法人 文化財保存支援機構

保存・修復品製造販売(文化財科学) ㈱パレット 長谷川雅啓

埋蔵文化財公開・活用 東京大学埋蔵文化財調査室 原祐一

埋蔵文化財修復 武蔵野文化財修復研究所 石原道知

立体作品・絵画修復 おいかわ美術修復 及川崇・古賀路子

 

詳細は:

http://ameblo.jp/denseisya/entry-12201776356.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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情報保存研究会と日本図書館協会が共催する第10回資料保存シンポジウム「未来に遺す情報保存 -収集・保存・利活用-」が下記の通り開催されます。参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。

お申込み締め切りは2016930日(金)です。

 

日時: 2016103日(月) 9201800

場所: 一橋大学一橋講堂中会議場(学術総合センター2階)

プログラム:

・特別講演 10001050

「歴史的典籍NW事業の目指すもの」

 国文学研究資料館 古典籍共同研究センター 山本和明氏

・特別講演 11001150

「絵画複製写真のデジタル・アーカイヴ化と美術史研究における活用の可能性」

 日本大学芸術学部 木村三郎氏

 日本学術振興会 打林 俊氏

・特別講演 13201350

「目録整備の重要性と配慮すべき視点~資料保存・管理・活用の側面から」

 文化庁文化財部美術学芸課 美術館・歴史博物館室  松本純子氏

・特別講演 14001450

「風化金石文撮影の意義と解析型アーカイブ」

 神戸学院大学 現代社会学部 上椙英之氏

 

・資料保存実用講座 15001730

情報保存研究会の出展企業による資料保存にかかわるさまざまなツールやシステムについての総合的なプレゼンテーション

 

・企業展示 10001800

情報保存研究会の会員企業などによる企業展示

 

お申込み詳細は:

http://www.e-jhk.com/html/index.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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名古屋市博物館と埼玉県が学芸員(正職員)の募集をしています。

名古屋市は写真映像担当1名で、埼玉県は保存科学1名を含む4名を募集中。

応募締め切りはいずれも2016930日(金)です。勤務は来年度41日からです。

 

名古屋市職員<学芸員(写真映像)>選考案内:

http://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000085494.html

埼玉県学芸員採用選考について:

https://www.pref.saitama.lg.jp/e2201/gakugei-saiyou.html

(文責 秋田)

 

 

 

 

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「持続的な地域資料保全活動を行うために必要なことは」というタイトルで、8月に開催されたIFLA(国際図書館連盟)の年次大会における「災害時の資料保全活動」をテーマとしたセッションの予稿を紹介する投稿が国立国会図書館のカレントアウェアネスに掲載されました。国立国会図書館 関西館図書館協力課・武田和也氏が執筆しています。

自然災害の多いわが国でも参考になる内容です。

 

E1835 - 持続的な地域資料保全活動を行うために必要なことは(米国):

http://current.ndl.go.jp/e1835

(文責 秋田)

 

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下記の通り開催されます。参加費は無料ですが、事前申込(締切は921日)が必要です。

 

日時: 平成28925日(日) 13:3017:30 ※途中入退場可

場所: TKPガーデンシティ品川

定員: 300

プログラム:

開会

講演1 「文化遺産を支える人々の輪-混迷つづく国際社会の中で-」

 岡田保良(国士舘大学イラク古代文化研究所長)

講演2 「『クローン文化財』の文化遺産への活用と意義―デジタルとアナログを組み合わせた技術による人材育成-」

 宮廻正明(東京藝術大学教授)

講演3 「文化遺産保存に対するJICAの取組―誰一人取り残されない世界の実現をめざして―」

 江島真也 (国際協力機構企画部長)

ディスカッション 「コンソーシアムの課題と展望」

 司 会: 関雄二(国立民族学博物館教授)

 登壇者: ニュン・ハン

                (東南アジア教育大臣機構考古学・美術センター上級研究員)、

      青木繁夫(東京文化財研究所名誉研究員)、講演者3

閉会

 

「文化遺産からつながる未来」:

http://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20160810/

(文責 秋田)

 

 

 

 

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