修復: 2011年4月アーカイブ

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2011年6月4日(土)・5日(日)に行われる、文化財保存修復学会 奈良大会のセカンドサーキュラーがサイトにアップされました。研究発表が28本、ポスターセッションが120本予定されています。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsccp/data/event/con33_nara_sc.pdf (pdf 824KB)

 

関連イベントで、展覧会観覧・文化財関連施設・現場の見学会も開催されます。

下記7つのイベントです。

A大和文華館の特別企画展 

B奈良文化財研究所の施設見学

C橿原考古学研究所見学と博物館の展示観覧

D元興寺文化財研究所の施設見学

E正倉院正倉の施設見学

F興福寺金堂 再建事業現場の見学

G奈良国立博物館 文化財保存修理所の施設見学

Gは6/4(土)、その他は6/3(金)です。

 

お申し込みは往復はがきで、締め切りが5/12(木)です。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsccp/data/event/con33_nara_event.pdf (pdf 299KB)

(文責 神谷)

 

 

 

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一橋大学社会科学古典資料センター(東京都国立市)は例年の通り第12回「保存講習会・資料講習会」を開催します。西洋古典資料を始めとする資料の修復保存講習です。対象者は大学図書館その他の研究機関に所属し、西洋古典資料の整理や調査研究に従事している方です。(文責 神谷)

 

期間: 201174日(月)~6日(水)

会場: 一橋大学附属図書館研修セミナールーム

定員: 8

受講料: 12,000

申込締め切りは5月23日(月)

 

お申込みや詳細は:

http://chssl.lib.hit-u.ac.jp/education/school.html

 

 

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東京文化財研究所(東京都台東区)は、所属研究員による文化財の保存と修復にかかわる科学的調査、受託研究報告、修復処置概要などをまとめた「保存科学」第50号(平成22年)をサイトに掲載しました。(文責 神谷)

 

「保存科学」第50号:

http://www.tobunken.go.jp/~hozon/pdf/50/MOKUZI50.html

 

内容は以下の通り。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「保存科学」50号出版のご挨拶

亀井伸雄

〔報文〕

収蔵庫内の温湿度環境とスチール棚の表面温度

犬塚将英・多比羅菜美子・佐野千絵

動的解析による高松塚古墳の損傷要因の検討

三村衛・長屋淳一・石崎武志

闘鶏山古墳の石槨内部発掘調査時の空調制御方法に関する研究 

小椋大輔・鉾井修一・高橋公一・木村奈津子

Simulation Analysis on the Drying Process of Tuff Breccia Stone Composing the stone Chamber of Takamatsuzuka Tumulus

Rudolf PLAGGE, Takeshi ISHIZAKI and Masahide INUZUKA

日本における覆屋の歴史について 

朽津信明

諸外国における文化財の把握と輸出規制の概要

今井健一朗・二神葉子

 

〔報告〕

壁画断片とマウントの接着方法と接着強度の検討 

藤澤明・島津美子・佐藤由季・松岡秋子

三軸織物・紙貼合シートの特性-紙本絹本文化財の裏打を想定して- 

加藤雅人・君嶋隆幸・酒井良次・川野邊渉

内装材料の異なる収蔵庫の空気環境の比較 

呂俊民・佐野千絵・加藤和歳

亜寒帯湿潤大陸性気候における資料保存環境調査-不着菌・空中浮遊菌のサンプリングを中心として- 

吉川也志保・佐野千絵・石崎武志

栃木県日光山内・中宮祠・中禅寺の歴史的建造物を対象とした捕虫テープによる広域虫害調査について 

原田正彦・野村牧人・木川りか・小峰幸夫・林美木子・川野邊渉・石崎武志

日光の歴史的建造物において捕虫テープ(ハエ取り紙)に捕獲された甲虫の集計方法と調査結果

林美木子・小峰幸夫・木川りか・原田正彦・川野邊渉・石崎武志

日光の歴史的建造物で確認されたシバンムシ類の種類と生態について 

小峰幸夫・林美木子・木川りか・原田正彦・三浦定俊・川野邊渉・石崎武志

日光の歴史的建造物を加害するシバンムシ類の殺虫処理方法の検討 

木川りか・小峰幸夫・鳥越俊行・原田正彦・今津節生・本田光子・三浦定俊・川野邊渉・石崎武志

厳島神社大鳥居の生物劣化調査

藤井義久・藤原裕子・木川りか・原島誠・喜友名朝彦・杉山純多・早川典子・川野邊渉

東本願寺阿弥陀堂の生物劣化調査 

藤井義久・藤原裕子・須田達・鈴木佳之・喜友名朝彦・杉山純多・小峰幸夫・木川りか・川野邊渉

ガンマ線を用いた木製円柱の内部劣化の検出

藤井義久・藤原裕子・木川りか・川野邊渉・永石憲道・中嶋啓二

キトラ古墳の微生物調査報告(2010

木川りか・佐野千絵・喜友名朝彦・立里臨・杉山純多・早川典子・川野邊渉

ルーマニアにおける板絵の伝統的予防処理方法とその効果

林美木子・ニコラ マッキオーニ・ピエロティアノ・吉田直人・佐野千絵・イオン サンヅ

可視反射スペクトルと二次微分スペクトルによる青色色材の判別に関する検討

吉田直人

ポータブル蛍光X線分析装置による沖縄県所在ガラス製品の現地調査

早川泰弘

鷹島海底遺跡出土の元寇関連漆製品に関する調査

北野信彦・本多貴之・松尾昭子・高妻洋成

展示公開施設の館内環境調査報告-平成21年度- 吉田直人・佐野千絵・石崎武志

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2011425日(月)22002257に「映画を捨てないで~戦うフィルムアーキヴィスト」がWOWOWで放送されます。東京国立近代美術館フィルムセンターの主幹 岡島尚志氏の活動を追ったドキュメンタリーです。岡島氏はFIAF(国際フィルム・アーカイヴ連盟)の第12代会長でもあります。

20113月に相模原に完成したフィルムセンターの新保存庫の様子やフィルム修復の実際、貴重な映画フィルムの紹介などを通して、「映画フィルムのアナログ保存はデジタルデータによる保存よりもコストが安い」ことが明らかになるということです。(文責 神谷)

 

番組のプレスリリース:

http://mainichi.jp/select/biz/prtimes_release/archive/2011/04/19/000000777.000001355.html

 

 

 

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東京大学大学院の製紙科学研究室(江前敏晴准教授ほか)は、駿河台大学の坂本 勇氏と共同研究をし、水害被災した紙文化財の塩水を用いた緊急保存法を開発しました。201171日に開催の紙パルプ技術協会の第78回紙パルプ研究発表会で内容を公表する予定でしたが、製紙科学研究室では事前にウェブサイトにアップしました。東日本大震災による紙資料の救出に緊急性があるため、紙パルプ技術協会の許可を得て掲載したそうです。

 

2004年に発生したインドネシアのスマトラ沖地震の大津波によって被災した土地台帳にカビがほとんど発生していなかった、という坂本 勇氏の報告をきっかけにして開発されたものです。

実験結果では塩濃度3.5%以上の塩水に紙を浸けると時間が経過しても菌の繁殖が抑えられることがわかりました。残存塩による紙の劣化については今後の研究課題ですが、今回の東日本大地震は被災の規模が非常に大きいため、従来の真空凍結乾燥法などでは量的に間に合わないことが見込まれるため、さらなる研究が期待されています。(文責 神谷)

 

江前敏晴のホームページ:

http://psl.fp.a.u-tokyo.ac.jp/hp/enomae/

「水害被災した紙文化財の塩水を用いた緊急保存法の開発」(pdf 572KB):

http://psl.fp.a.u-tokyo.ac.jp/hp/enomae/publish/pdf/First-Aid_for_Paperby_Using_Salt_Water.pdf

 

 

 

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絵画修復を行っている株式会社絵画保存研究所(東京都中野区)は、東日本大震災による水害を被った資料を救うための応急処置方法をホームページにアップしました。海外サイトを参考にし、書類や地図、ポスターにはじまり書籍や写真、テキスタイル、家具、絵画、金属品・・・など身近で大切な資料の応急処置法を紹介しています。  (文責 神谷)

 

大切な思い出の品々を守る~水災害後の応急処置:

http://www.artconservation.co.jp/311.html

 

 

 

 

 

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フジフイルム株式会社は、震災と津波で水に濡れた写真の救出法を紹介しています。プリント(銀写真)の場合、ぬるま湯にひたして、洗浄、陰干しすることをすすめています。アルバムごと水没した写真も、ぬるま湯につけて洗浄、プリントをゆっくりとはがして陰干しするという手順を紹介。このほかにも、水に濡れてくっついてしまった写真や記録メディアなどの対処法まで解説しています。(文責 神谷)

 

詳細は:

http://fujifilm.jp/information/articlead_0094.html

 

 

 

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著者は、京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科の教授です。

本書は、膠(にかわ)や合成樹脂、体質顔料、溶剤など近年失われつつある画材を中心に取り上げています。たとえば膠の場合、種類と違いや溶液の作り方、加工膠や膠をベースにした各種製品、製造会社などを紹介。後半では、絵画修復用品や額縁制作、キャンバスほか画材製造現場を取材しています。雑誌「美術の窓」に連載されていた「絵画素材の科学」を書籍化したもので、豊富なカラー写真と解説があり、絵画入門者やプロ作家向けのわかりやすい内容の本となっています。

 

主な内容は、

第1章     

第2章      合成樹脂

第3章      体質顔料

第4章      溶剤・助剤

第5章      美術品・絵画の修復用品・機材

第6章      額縁制作

第7章      キャンバスができるまで

第8章      素材の生まれる現場~メーカー&商品紹介~

 

『絵画素材の科学 よくわかる今の絵画材料』 

著者: 青木芳昭

発行: 株式会社生活の友社

http://www.tomosha.com/mado/6193

発行日: 201141

判型: 182X257mm、207

定価: 4,571円(税別)

(文責 神谷)

 

 

 

 

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