文献 『紙 二千年の歴史』 ニコラス・A・バスベインズ著 市中房江ほか訳

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著者は米国マサチューセッツ州在住のノンフィクション・ライターで、以前より本の歴史や文化について執筆していました。本書は、紙が情報を載せる媒体としてだけでなく、「包む」「折る」「巻く」など、私たちの身の回りで使われている様々な用途について実例を挙げながら述べています。

 

冒頭は、中国で発明されヨーロッパ、アメリカ大陸に伝播した紙の歴史や日本の和紙などについて書かれています。アメリカでの紙産業の発展についてページを割いたのち、紙幣やティッシュ・ペーパー、薬きょう、煙草をはじめとしてさまざまな用途に使われている紙の機能について解説しています。

 

資料保存にかかわることは、米国国立公文書館やいくつかの博物館などを取材していますが、酸性紙問題については、第17章「岐路に立つ」で数行触れているに留まっています。

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1

中国の紙漉き工房

和紙

長い旅路

ぼろ布から巨万の富

紙幣

使うたびに捨てる

2

銃 戦争 煙草

証明と偽造

プリントアウト

機密書類とリサイクル

額面の価値

日記と手紙

3

天才たちのスケッチ

設計図

折り紙に魅せられて

紙を漉いて生きる

岐路に立つ

九・一一―空から紙が舞い降りた日

 

エピローグ

謝辞

訳者あとがき

図版一覧と出典

参考文献

原注

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『紙 二千年の歴史』

著者: ニコラス・A・バスベインズ

訳者: 市中芳江、尾形正弘、御舩由美子

発行日: 2016527

判型: A5480

出版社: 原書房

http://www.harashobo.co.jp/

定価: 4212円(本体価格3900円)

 

(文責 秋田)

 

 

 

 

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