文献 『安定化処理~大津波被災文化財保存修復技術連携プロジェクト~』 津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会編

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本書は、2011311日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴い大津波に被災した文化財の安定化処理技術を確立するまでの記録です。東京国立博物館で開催されている特別展「3.11大津波と文化財の再生」(会期:2015114日(水)~315日(日))に合わせて発行されました。

 

海水に浸かった文化財は、海底のヘドロ、様々な雑菌類、塩類などにまみれているため、急激な劣化の恐れがあります。救出された文化財は、本格的な修理の前にクリーニングをして劣化を止める「安定化処理」が必要です。

たとえば、被災した紙の文化財の「安定化処理」は、固着した泥を除き、除菌処理や海水に浸かった塩分の除去などを行い、劣化を食い止めることができます。

 

塩分を含んだ文化財の安定化処理技術については文献が少ないため、より広く多くの人たちの研究に活用してもらえるよう、英文も併記しています。

 

主な内容は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はじめに

第1章      東北地方太平洋沖地震と大津波被害

(1) 東北地方太平洋沖地震と大津波

(2) 文化施設および文化財の被災状況と復興への取り組み

第2章      被災資料の救援活動

(1) 救援活動の推移

(2) 救援活動における課題

第3章      岩手県陸前高田市における救援活動

(1) 文化施設の被災状況

(2) 被災資料の救出活動

(3) 被災した資料の保管

第4章      安定化処理と修理

(1) 紙を素材とする文化財の安定化処理

(2) 文化財の安定化処理および修理

(3) 自然史標本の安定化処理および修理

第5章      展示資料解説

引用文献・参考文献

おわりに

東日本大震災文化財関連刊行物等一覧

執筆者一覧

 

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 『安定化処理~大津波被災文化財保存修復技術連携プロジェクト~』 

 

編集:

津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会、赤沼英男・鈴木まほろ(岩手県立博物館)

 

発行者:

津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会

公益財団法人 日本博物館協会

ICOM日本委員会

 

発行日: 20141226

判型: A4254ページ

価格: 1,500円(税込)

https://www.tnm-shop.jp/products/detail.php?product_id=693

(文責 秋田)

 

 

 

 

 

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