「図書資料の原装保存について」国立国会図書館月報639号より

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国立国会図書館は平成25年度から、本の外箱やカバー、帯などを含む原装のままの保存用複本の収集を開始しました。当分の間は、国内の装幀関係コンクールに出品された図書を収集対象にし、一般の閲覧や複写などには供さず、公共的な展示会のみに貸し出すそうです。収集資料には、バーコードラベルや請求記号ラベルを貼らず、中性紙の袋に入れて関西館の書庫に保存しているとのことです。

詳しくは、国立国会図書館月報639号の1011頁「図書資料の原装保存について」をご覧ください。

 

関連して、「造本・装幀文化の保存と伝承」を絵本作家・画家の浜田桂子氏が寄稿。浜田氏は国内の造本装幀コンクールの審査に関わった経験から、造本・装幀について解説しています。奈良時代の巻子本(かんすぼん)に始まり、折本(おりほん)や袋綴(ふくろとじ)などの歴史を踏まえたうえで、原装保存の意義を「意匠の伝承」「物質としての素材の伝承」「技術の伝承」「時代感覚の伝承」の4つに分けて解き明かしています。(同49頁)

 

国立国会図書館月報はpdfファイルで読むことができます:

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/

(文責 秋田)

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