図書館の保管や物流システムなどのメーカー日本ファイリング㈱(千代田区)が発行する機関誌「Better Storage」 182号(2011年7月1日発行)に、同社の真空加温乾燥・滅菌処理技術が紹介されています。同社が開発した脱酸処理装置を応用したものです。東日本大震災で被災した文書や書籍の救助・再生に有効といわれています。
従来、水害などで被災した文書資料は、真空凍結乾燥法が再生の手段でした。いったん凍結させた紙資料を、真空中で水分を蒸発させるという方法です。真空凍結乾燥法では紙の組織を破壊しないため、多くの被災資料に採用されてきました。
一方、同社の真空加温乾燥・滅菌処理技術によれば、4~5日で処理が完了、真空凍結乾燥法より処理時間が早く、コストも安くなるという説明です。海水に浸かった資料も、事前に水洗処理すれば再生可能ということです。(文責 神谷)
「Better Storage」(購読無料)の詳細は:
http://www.nipponfiling.co.jp/products/publishing/

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