企画展『新石器時代から花開いたアジアの樹皮紙の美』 紙の博物館で7月4日(日)まで

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樹皮紙とは耳慣れない言葉ですが、カジノキなどの生皮をビーター(石棒)で打って叩き延ばして作る紙のことです。東南アジアでは、樹皮を叩き延ばしてして布のように使った歴史もあります。原物の古いものはあまり残っていませんが、道具(ビーター)が各地で見つかっています。

ていねいに作られた樹皮紙は均質で、和紙やトレーシングペーパーのように薄いものもあります。

 

文書修復家の坂本勇さんはベトナムで文書修復の指導をした際に、龍謄紙(りゅうとうし)に出合ったことで、東南アジアの美しい伝統紙に興味を持ったといいます。坂本さんの収集した樹皮紙や道具などをもとに、紙の博物館にて企画展『アジアの樹皮紙の美』が開催されています。(2010619日~74日) 

 

「紙といえば繊維を水に分散させ漉きあげたものが一般的ですが、木の皮をたたいて作る樹皮紙についてはほとんど研究・調査がされていません。できるだけ多くの方々に観ていただき、樹皮紙がどこで生まれてどのようなルートで広がったのかなど、今後の研究が進むことを願っています。」(坂本さん)

 

期間中の626日(土)と73日(土)には、それぞれ坂本さんの講演会とハンズ・オン&レクチャーが予定されています。(文責 神谷)

 

詳細は紙の博物館サイトで:

http://www.papermuseum.jp/

 

 

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