専門図書館協議会の発行する『専門図書館』241号(2010年5月)は「資料保存と修復」の特集です。保存や修復のノウハウだけでなく、予算やマンパワー、空間や時間、設備など限られた資源のもとで、どのように資料保存・修復を位置づけ、調査・計画・実行していくか、図書館が説明責任を果たしていくための戦略も含め、五つの事例を紹介しています。
「専門図書館協議会」 :
詳細は、機関紙『専門図書館』のページで :
http://www.jsla.or.jp/1/14/14-2.html
『専門図書館 241号』特集 : 資料保存・修復
ISBN978-4-582-21304-1
2010年5月25日発行
B5判、59p
専門図書館協議会 発行
http://www.jsla.or.jp/
頒価:2,240円 (年間予約 年6回 13,000円)
・・・・主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
資料保存 特集「資料保存・修復」にあたり ・・・・・・・1
保存計画ツールの発展-UCバークレー図書館からの報告-
バークレー・オグデン、訳:安江明夫・・・・・・・・・・・・・2
国立国会図書館におけるIPM対策
-東京本館におけるカビ対策を中心に-中島 尚子・・・ 12
災害時における歴史資料保全活動とその方法
―歴史資料ネットワークの取り組み現場から―
板垣 貴志、吉原 大志 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
和本を千年残すために-公開と保存のための基礎知識-
橋口侯之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
横浜開港資料館におけるマイクロフィルムの劣化調査報告
石崎 康子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
談話室 談話室 第18回 アーカイブカフェ(日比谷公会堂)
高木 和子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
ごぞんじですか?地方議会と議会図書室
会員交流委員会地方議会図書室小委員会・・ ・・・・46
専門図書館を見る 東京文化会館音楽資料室 吉井由希子 ・・・50
資料紹介 日本の公文書 小川千代子・・・・・・・・・・54
専門図書館協議会 事務局だより・・・・・・・・・・・・・・56
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(解説)
「保存計画ツールの発展-UCバークレー図書館からの報告-」は、2008年開催の情報保存研究会(JHK)シンポジウムで講演されたカリフォルニア大学バークレー校図書館のバークレー・オグデン保存部長の発表がもとになっています。
「国立国会図書館におけるIPM対策」は、国会図書館が2007年から取り組んでいるカビ対策を中心にしたIPM(Integrated Pest Management、総合的有害生物管理)活動の報告です。
「災害時における歴史資料保全活動とその方法」は、1995年に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに組織されたボランティア団体「歴史資料ネットワーク」(史料ネット)による水損資料の救出方法が解説されています。
「和本を千年残すために-公開と保存のための基礎知識-」は、古書店店主による和本の取り扱い方やシバンムシ対策、簡単な修復技術などの紹介で、デジタル化することによる公開と原物保存の両立も訴えています。
「横浜開港資料館におけるマイクロフィルムの劣化調査報告」は、2009年10月の報告書「マイクロフィルムの劣化調査報告」(資料館報)に基づいて書かれたものです。(文責 神谷)

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