『アーカイブズ39号』(2010年3月発行)が国立公文書館のサイトに掲載されました。「資料の保存と修復」の項に「リーフキャスティングによる脆弱化した資料の修復」が投稿されています。同館の有友 至、中島郁子、阿久津智広の3氏が共同で執筆。
国立公文書館のリーフキャスティングは水頭圧式(水頭圧を利用して紙の欠損部に繊維を流し込む方法)です。同館は、10年前にリーフキャスティングを導入し、年間5,000枚~6,000枚の資料を修復しているといいます。欠損部を埋め、プレス・乾燥までの時間は1枚平均10分程度です。
今回の報告では、竹紙が多く使われている漢籍へのリーフキャスティングと薄い和紙による裏打ちの組み合わせ方法を詳述、竹紙だけでなく脆弱な中・下級紙にも適用できることを紹介しています。(文責 神谷)
アーカイブズ 第39号:
http://www.archives.go.jp/about/publication/archives/039.html

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