保存対策事例を更新しました

大原社会問題研究所の事例報告

 

デジタルもんじょ箱の保存対策事例に、法政大学大原社会問題研究所の『研究所ライブラリーの役割と「利用のための資料保存」』を掲載しました。

http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/con_case/con_case03menu.html

 

 

        研究所が入っている図書館棟

toshokantou.JPG同研究所は、実業家 大原孫三郎氏が1919年に設立し、1949年に法政大学の付置研究所になりました。

図書館蔵書の酸性紙劣化が社会的な問題になり始めた頃、担当者の若杉隆志氏は、国文学研究資料館が年一回開催する「史料管理学研修会」(2002年度より「アーカイブズ・カレッジ」)を受講したことをきっかけに研究所の資料保存に取り組みはじめました。

 

 

 

 

保存対策事例のスペースの問題で、掲載しきれなかったことをいくつか報告します。

 

 ■AV資料の保存

                                                                                        AV資料

VTR.JPGオープンリールの録音テープは、カセット・テープに変換、近年では、デジタル化(MP3ファイル形式)して保存しています。16mmの映画フィルムはビデオテープに変換しましたが、デジタル化についてはファイル形式がいろいろあり、長期保存にふさわしい形式を検討中です。オリジナルのフィルムはA-Dストリップでチェックしたところ酢酸の発生があり、対策を検討しています。

        

 

 

 *A-Dストリップ:http://www.kms.gol.com/ads/ads.htm

米国、IPI(Image Permanence Institute:画像保存研究所)が開発。日本では、国際マイクロ写真工業社などが販売。

 

■研究所のお宝

「研究所の貴重書の代表は、カール・マルクスのサイン入り『資本論』初版本(1867年刊)です。初版本は世界に100冊、日本にも48冊あり、そのうち4冊はサイン本です。しかし、本当のお宝は、戦前期の労働運動、社会運動のビラ、チラシ、ポスターなどです。ここ大原に一点しかないからです。」(大原社会問題研究所「こんにちは若杉隆志です・史料が語る近現代史」から抜粋)

http://hwm5.gyao.ne.jp/twaka/shiryo/shiryoct.html

(文責 神谷)

 

 

 

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