アンネ・フランク財団が管理・運営している記念館「アンネ・フランクの家」(オランダ・アムステルダム)では、このほどアンネの隠れ家(Secret Annex)の壁を飾った写真や雑誌の切り抜きなどを修復し公開することになりました。
アンネ・フランクは1929年生まれ、ナチスから逃れるため1942年に父オットーらとアムステルダムで潜行生活に入りました。1944年にゲシュタポとオランダ・ナチスに捕まり強制収容所に送られ1945年に15歳で亡くなりました。隠れ家で書かれた『アンネの日記』は各国語で翻訳され、世界中で読み継がれています。アンネ・フランクの家は、1960年に公開され年間100万人が訪れています。
アンネの寝室の壁に貼ってあった映画スター、グレタ・ガルボの写真やイギリスのエリザベス女王の絵ハガキなど74点の資料は、記念館開設後50年近く経ち劣化が進行しているため、修復に取り掛かりました。特に木材パルプをベースにした紙資料は、劣化が著しい状態でした。1998年に修復計画が立案され、今年8月に修復が完了しました。原物の修復だけでなく、照明を交換したり、温湿度も24時間一定にするよう設備を導入しました。今回の修復には、the Netherlands Institute for Cultural HeritageやEindhoven University of Technology、the Getty Conservation Institute、the Canadian Conservation Instituteなど各国の保存機関が参画しました。
アンネ・フランクの家:
http://www.annefrank.org/content.asp?pid=1&lid=2 (英語)
修復のページ:Pictures in Anne Frank's room preserved for future generations
修復の詳しい内容を掲載。
http://www.annefrank.org/content.asp?PID=857&LID=2 (英語)
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