テーマは『生活をうるおす和紙』―手漉き紙の多彩な展開―
和紙文化講演会を主催している和紙文化研究会は1989年5月にスタートし、今年で20周年になります。多彩な和紙文化をあらためて見直そう、と発足した勉強会です。月例会を中心に、和紙文化に関する調査研究と情報発信など、非営利活動を続けています。年一回、機関誌『和紙文化研究』の刊行とあわせ、広く一般に向け講演会を催し活動の成果を公開しています。
会員数は、企業が22社、個人が80名弱です。
写真は今年3月に刊行された『和紙つくりの歴史と技法』*です。著者の久米康生氏は和紙文化研究会の代表。
石油化学製品が生まれていない時代には、和紙が衣食住のさまざまな場面で使われていました。今年の講演会では、書写材料以外の用途に使われた和紙の広がりを紹介します。
■講演会概要
日時 平成20年11月30日(日)10:00~17:00
会場 昭和女子大学グリーンホール
東急新玉川線三軒茶屋駅下車 南出口より徒歩5分
JR渋谷バスターミナルより三軒茶屋方面行き 昭和女子大学前下車
参加費 一般3500円(機関誌『和紙文化研究』第16号および講演要旨集を含む)
定員 250名
申込方法 参加費の事前払い込みによる受付
郵便振り替え用紙に 住所 氏名 電話・FAX番号 専門分野もしくは所属を記入の
上、参加費払い込み。
締め切り 11月30日
振込先 郵便振替口座:00170-8-402506 『和紙文化講演会』
事務局 〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
東京藝術大学 大学美術院研究科 保存科学気付
第16回 和紙文化講演会事務局 稲葉政満
東京藝大内 FAX 050-5525-2505
特設携帯電話 080-6730-8581(会期までの平日午後1時から6時まで)
*会場の昭和女子大学へのお問い合わせはご遠慮ください。
講演プロブラム
9:40 開場
10:00~10:10 開会挨拶 大江礼三郎(東京農工大学名誉教授)
10:10~11:00 「日常の紙布、非日常の紙布」 北村春香
(浜田市金城歴史民俗資料館学芸員)
11:00~11:50 「漆芸と和紙」 奥窪聖美(漆芸作家、日本工芸会正会員)
13:20~14:10 「越前美術紙―多彩な漉き模様の技巧」 石川満夫
(越前和紙を愛する会会長)
14:10~15:00 「『千代紙』の変遷」近藤恭子(和紙文化研究会会員)
15:30~16:20 「生活を多彩にデザインした和紙」 久米康生(和紙文化研究会代表)
16:20~16:50 総合討議 座長:稲葉政満(東京藝術大学大学院教授)
16:50~17:00 閉会挨拶 半田正博
(東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター教授)
*『和紙つくりの歴史と技法』
先行する和紙研究書を再考し、中国の紙史研究も重視して、より広い視野で和紙文化を客観的に考証する地道な研究会をかさね、会誌『和紙文化研究』を発行してきた「和紙文化研究会」(1989年創立)の研究の成果。従来の通説を正し、和紙つくりの技法と歴史をわかりやすく記述する。(岩田書院ホームページより)
A5判・206p・並製本・カバー装
発行日:2008年3月
著者:久米康生
発行:岩田書院
http://www.iwata-shoin.co.jp/
定価:2,800円(税別)




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