『古文書保存・整理の手引き』刊行
新潟県歴史資料保存活用連絡協議会(略称 新史料協)は、市町村などの職場異動により、初めて
古文書に触れる方々に向けて、入門書『古文書保存・整理の手引き』を刊行しました。古文書担当者は、くずし字が読めたり、歴史的な知識を持っていなければならないというイメージがありますが、この本は、まったくの初心者にもわかるように平易な言葉で書かれています。
本の構成は、下記の通りです。
第1章「古文書に触れてみる」
第2章「古文書をより良い状態で後世に残すために-保存なくして利用なし-」
第3章「古文書を読んで利用できるようになる」
第4章「災害から古文書を守る」
第5章「困ったときの一問一答」
終章「古文書の保存整理と地域・行政」
本書は、古文書とは何か?にはじまって、保存・整理方法のノウハウやくずし字の読み方などを丁寧に解説しています。第4章の「災害から古文書を守る」では、04年10月の中越地震と07年7月の中越沖地震での経験も盛り込まれています。第5章の一問一答は、「古文書借用のトラブルを防ぐにはどうしたらよいですか」「古文書の整理には、どんな道具が必要ですか」・・・など、現場ならではの質疑応答を88項目取り上げ、実践的な内容になっています。(神谷)
「新任職員研修にも使えるよう、職場で役に立つ内容にしました」(新史料協 古文書作業部会座長、新潟市歴史博物館 学芸課 長谷川伸氏談)
『古文書保存・整理の手引き』
A4版、90p
発行日:2008年3月31日
初 版:800部
編 集:新潟県歴史資料保存活用連絡協議会 古文書作業部会
発 行:新潟県歴史資料保存活用連絡協議会
定 価:800円(税込)
購入は、新潟県歴史資料保存活用連絡協議会へ
http://www.lalanet.gr.jp/npa/shinshiryoukyou2/shinshikeijiban.html
古文書の保存・整理に関する参考文献は、ほかにも下記のハンドブックがある。
地域文書館の設立に向けて3 『諸家文書の収集と整理』
史料の収集、受け入れ手続きや整理方法の実際を解説。
B6判、197p
発行日:1992年3月31日
地域文書館の設立に向けて4 『地域史料の保存と管理』
地域史料とは何か?をはじめ、文書館施設や設備、史料の管理・保存対策などを解説。
B6判、185p
発行日:1994年3月31日
編集・発行は、埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)。
問い合わせ先は、埼史協(〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂4-3-18 埼玉県立文書館内 TEL 048-865-0112 FAX 048-839-0539)
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