中性紙使用率が95%に!

国会図書館が、第19回新刊資料中性紙使用率調査結果(簡略版)を掲載

 

data_preserve17.jpg国立国会図書館では、1985年以来、国内刊行資料の中性紙使用状況を調査しています。  当初は年  1度、2000年以降は2年毎に実施。計測方法は、初めは平板ガラス電極型pH計とpH試験紙を併用していましたが、95年からは、pHチェックペン(日研化学研究所製)を使用しています。

 

民間出版物の中性紙使用率は、88年に8.4%でしたが、89年以降に中性紙化がすすみ、02年には、90%を超えました。官庁出版図書も、95年以降急速に中性紙化がすすみ、02年には90%を超えています。今回の調査では、民間出版物の中性紙使用率が95%以上でした。雑誌などの逐次刊行物も95%を超え、同館では、当初の調査目的を達成したということです。

 

 「今後は、(チェックペンを使えない)コート紙を使用した刊行物や、脱酸処理をはじめとした各種保存対策、再生紙の調査などが課題」(国立国会図書館資料保存課の話)

 

簡略版は資料保存のページ(下記)に、詳報は、08720日発行の国立国会図書館月報No.568号をご覧ください。月報のpdf版は9月にホームページにアップされる予定です。(神谷)

 

国立国会図書館 : http://www.ndl.go.jp/index.html

調査結果(簡略版)のページ : http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve17.html

 

※日研化学研究所 : http://www.nikken-chemical.co.jp/index.php

印刷・製版機材及びその関連資材の研究開発と製造をしている。

同社のチェックペンに使われているpH指示薬は「ブロモクレゾールパープル」。

pHチェックペン以外にも、pH値の簡易測定ができるテスターペンやリグニンを判別する上・中質紙チェックペンなども製造。

 

このほかにも、国内で購入できるチェックペンは、指示薬に「クロロフェノールレッド」を使ったAbby ph pen(販売はプリザベーション・テクノロジーズ・ジャパン)や「ブロモクレゾールパープル」を使った中性紙チェックペン(販売は国際マイクロ写真工業社)などがある。

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