文献紹介  『大型美術館はどこへ向かうのか? サバイバルへの新たな戦略』

oogatabijyutukannhadokohe.jpgこの本は、2007年2月9日に開催された同名の公開シンポジウムの記録に加筆・修正して出版されました。編者は森美術館(東京 六本木)。現在の日本やアジアの美術館がおかれた状況を概観し、シンポジウムの講演録とディスカッション、美術専門家へのインタビューなどを載せています。

 

『大型美術館はどこへ向かうのか? サバイバルへの新たな戦略』

ISBN:978-4-7664-1502-5

200p 、135×195cm

発行日:2008年4月21日

発 行:慶應義塾大学出版会*

定 価:(本体2,800円+税)

 

第一章は、美術館の未来と可能性について森美術館の南條史生館長が執筆。第二章は、表題のシンポジウム記録です。米国のニューヨーク近代美術館、フランスのポンピドゥ-・センター、イギリスのテートがプレゼンテーションしました。第三章は、ルーブル美術館文化推進局次長のクリストフ・モナン氏や大原美術館館長の高階秀爾氏ら美術専門家4人へのインタビューです。

 

経済のグローバル化を背景に、世界各国に大規模な美術館がたてつづけに開館しています。欧米の大型美術館も世界各国へ進出し、拡大路線を歩んでいます。シンポジウムでは、財政基盤の異なるこれら美術館の生き残り戦略が議論されました。美術専門家へのインタビューでは美術館の未来像が語られています。この本は、規模の大小にかかわらず美術館の運営や支援、関係者にとってもガイドとなる内容を多く含んでいます。(神谷)

 

*慶応義塾大学出版会 : http://www.keio-up.co.jp/np/index.do

 

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