2008年6月アーカイブ

teikoku-db_entrance.jpg  2008年6月3日(火)~29日(日)まで、帝国データバンク史料館*(東京・市ヶ谷)が表題の企画展を開催しています。

史料館は、1900年に創業した株式会社帝国データバンク(TDB)が百年史編さん後、段ボール箱約700個の収集資料を保存・公開するための施設として2007年4月に東京支社の中に開館しました。信用調査業界では世界初の史料館といわれ、TDB社員のみならず一般にも公開しています。スタッフは館長以下6名、開館後一年間で3,500人の来館者がありました。

 

 

今回は、年に1度の特別企画の第一回展です。準備期間に7か月をかけたという展示は、「老舗―温故知新―」がテーマで、最新の映像技術を用いて明治維新より前に創業した日本の長寿企業を紹介しています。  「伝統と革新」をキーワードに著名な企業へのインタビュー動画や業種別の情報年表、地域別の老舗企業100社を紹介するコーナーなど、調査業の草分けならではの充実した情報を発信しています。長寿企業のうち4,000社へのアンケート結果や全24,234社の分析データなどが載った36ページの小冊子が来館者に配られています。

onkotisin.jpg「企画展の準備で大変だったのは、"老舗"というコンセプトを形にすることに時間がかかったこと。オープンして一年あまり経っての課題は資料整理です。文書資料はファイリングして特注の中性紙箱に収納、24時間温湿度管理をしている収蔵庫に保管しています。資料の内、アルバム写真などは何を写したものか誰が写っているのかなど、調査が行き届かない部分もまだたくさんあります」(高津 隆館長)

(神谷)

 

*帝国データバンク史料館 : http://www.tdb-muse.jp/

160-0003 東京都新宿区本塩町22-8 TEL 03-5919-9600

開館時間:10:00~16:30

休館日:土日、月曜日と祝日、年末年始、その他臨時休館日

入館料:無料
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oogatabijyutukannhadokohe.jpgこの本は、2007年2月9日に開催された同名の公開シンポジウムの記録に加筆・修正して出版されました。編者は森美術館(東京 六本木)。現在の日本やアジアの美術館がおかれた状況を概観し、シンポジウムの講演録とディスカッション、美術専門家へのインタビューなどを載せています。

 

『大型美術館はどこへ向かうのか? サバイバルへの新たな戦略』

ISBN:978-4-7664-1502-5

200p 、135×195cm

発行日:2008年4月21日

発 行:慶應義塾大学出版会*

定 価:(本体2,800円+税)

 

第一章は、美術館の未来と可能性について森美術館の南條史生館長が執筆。第二章は、表題のシンポジウム記録です。米国のニューヨーク近代美術館、フランスのポンピドゥ-・センター、イギリスのテートがプレゼンテーションしました。第三章は、ルーブル美術館文化推進局次長のクリストフ・モナン氏や大原美術館館長の高階秀爾氏ら美術専門家4人へのインタビューです。

 

経済のグローバル化を背景に、世界各国に大規模な美術館がたてつづけに開館しています。欧米の大型美術館も世界各国へ進出し、拡大路線を歩んでいます。シンポジウムでは、財政基盤の異なるこれら美術館の生き残り戦略が議論されました。美術専門家へのインタビューでは美術館の未来像が語られています。この本は、規模の大小にかかわらず美術館の運営や支援、関係者にとってもガイドとなる内容を多く含んでいます。(神谷)

 

*慶応義塾大学出版会 : http://www.keio-up.co.jp/np/index.do

 

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