• はじめに
  • 紙の基礎知識
  • 保護紙入門
  • 資料保存Q&A
  • 保存対策事例
  • ブログ
  • リンク
HOME>デジタルもんじょ箱

はじめに

保護紙*を利用した資料保存についてお伝えします

紙をベースにした貴重な文書や作品が、時間の経過で傷んだり、変色したりすることをご存知でしょうか。
日本では1980年代半ばから、「図書館の酸性紙問題」が取り上げられました。洋紙に含まれる酸性物質によって、紙が劣化しつづけ、最終的には手でふれるだけで崩れてしまうという問題です。これをきっかけに、ゆっくり確実に進行する酸性紙劣化への対策が研究されてきました。たとえば、修復や「脱酸処理*」、マイクロフィルムやデジタルへの媒体変換などです。

劣化の現象や要因を調べ、進行を防ぎ最適な状態にする。その方策は、紙の種類、資料や作品の形態、保管環境によっても異なります。

「デジタルもんじょ箱」では、保護紙と保存用品を利用して保存環境を整える方法をご紹介いたします。

▲『百万塔陀羅尼』770年 特種製紙株式会社所蔵
制作年代が明白な印刷物の中で、現存する世界最古のものといわれる。

*保護紙とは、紙を中心としたさまざまな資料を保護するための中性紙や用品類のこと。
*脱酸とは、紙自体に含まれる酸をアルカリ物質で中和する方法のこと。

資料保存のあり方をご一緒に考えましょう

「デジタルもんじょ箱」。名前の由来は、当社の前身である株式会社TS.スピロン時代にさかのぼります。
1980年代半ばから、株式会社TS.スピロンは、特種製紙株式会社とともに保護紙の開発に携わってきました。また、資料保存の関係会社といっしょに資料保存協議会を立ち上げ、図書館・公文書館・博物館・美術館などの保存対策を研究している人たちと、セミナー活動などを行ってきました。
過去には、資料保存活動の情報発信や、交流の場として「神田もんじょ箱」というスペースを3年間運営しておりました。
このたび、さらに多くのかたがたと交流させていただくために、オンライン上に「デジタルもんじょ箱」を開設しました。資料保存のあり方をみなさんとご一緒に考えていきたいと思います。

デジタルもんじょ箱の内容

紙の基礎知識 紙の基礎についてご紹介します。紙ができるまでや種類・特性など。
保護紙入門 紙資料が劣化する要因・保護紙の利用方法などをご紹介します。
資料保存Q&A 保存技術について、よくいただく質問を中心にQ&A形式でご紹介します。
保存対策事例 資料保存を行っている機関を訪問し、さまざまな対策事例をうかがいます。
ブログ 資料保存の現在をお伝えします。随時更新いたしますのでご覧ください。
リンク 保存に関するオンライン情報をご紹介します。資料保存全般、資料劣化・酸性紙問題、保存環境、保存対策事例、保存技術など。

〒104-0028 東京都中央区八重洲2-4-1 ユニゾ八重洲ビル6階
TEL : 03-3273-8516 FAX : 03-3273-8518